地球(テラ)の旅立ち 11 ハレアカラ

みんな元気ですかラブラブ

きょうは精霊たちの国際会議シリーズ最後の日グッド!

3000メートルを超えるマウイのハレアカラの山の頂では晴れた日にもいつも凍えるような冷たい風が吹いている。

昼間は眼下に雲の絨毯が敷きつめられている。

その夜、満月に照らされるハレアカラの山頂では不思議にあたたかい風が吹いていた。

雲の絨毯にさえぎられ下からは頂上で何が起きているのかは分からない。

その時山頂では舞うように虹の光が輝いていた。

・・・夜なのに。

うごく虹の光はその夜長い時間輝いていた。

でも誰もそれを見たものはいない。

かぐわしい香りも漂っていた。

その香りは何日も続いた。

しかしその理由は誰にも分らなかった。

その夜に香りとともに静かな音楽が流れていたことも誰も知らない・・・

ついでにクプナは見違えるように一晩でスマートに痩せてきれいになっていた・・・音譜

その日の真夜中に・・・富士山と・・・パリと・・・セドナの上空では7色に光り輝く大きな雲が出ていた。

北極海でもいつもとは比べようもないほどの大きなオーロラが輝いていた・・・

全天をおおう巨大な虹のカーテン・・・その光に満月もにじむ。

オーロラの音も聞こえていた・・・まるで荘厳なオーケストラ・・・

その日の極北に風はなかったが海の水が騒いでいた・・・

海水の表面がもりあがっては沈み込むということを何度も繰り返していた。

巨大な虹のカーテンのゆらめきに合わせるように・・・

沈み込んだその水はこれから地球を一周する長い旅に出る。

深い海の底を・・・何千年もかけて・・・地球を浄化して・・・またここに戻ってくる・・・

精霊たちの国際会議は無事に終わった・・・

パーみんな、ながいシリーズを読んでくれて本当にありがとう。とても感謝していますラブラブ

この続きはいつの日かまた・・・グッド!

イッピーの独り言

(ながい旅を終えて・・・思い出にジーンしてる僕ドキドキ

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