みんな元気ですか
きょうは大分前にアップした記事をもう一度みんなに読んでもらいたくて再放送だよ・・・
僕はちょっと前まではたくさん食べて大きくなったら絶対人間になるんだって思ってた.
だって人間になったらたくさんおしゃべりできるし、楽しそうに歌も歌えるしね。
それに第一犬にいろいろ命令できるし、しつけとかしたり芸とかも覚えさせられるからね。
いろんなワンちゃんをたくさん飼ってさ・・・
僕の経験をしっかり活かしたりしてさ・・・
だから人間になったらきっと楽しいだろうなって思ってた
英語のDOG’S LIFEってのもあまり良いイメージじゃないしね
この生活も悪くはないけど、ちょっと日常を変えて今の世界から脱出とか思ってたんだ・・・
でも今は違うんだよ・・・
あまり人間になりたいと前ほどは思わなくなってきたんだよ。
だって、たぶん僕が犬だからパパとママに可愛いがってもらえてるんだって思うんだ。
その考えはパパと一緒にお昼寝してる時に急に僕の考えの中に来たんだよ。
ある日寝る前にパパはひとしきり僕をなぜなぜしてくれて
しばらくしたらいつの間にかスヤスヤと寝息をたてていた(僕じゃなくてパパがだよ)
でも僕にはパパが眠りに落ちる寸前につぶやいたのがかすかに聞こえたんだよ
「パパとママのところに来てくれてありがとう」ってね
それはいま思うと声に出してパパがしゃべったんじゃないんだよ。
たぶん心のなかでそう言ったんじゃないかな。
それは僕がまだちっちゃい頃の出来事だった。
でもそれを境にして不思議なことに僕にはいろんな声が聞こえるようになった。
小鳥さんたちのおしゃべりの声、つぎにお散歩コースのいちょうの木とそれから桜の木の二人・・・
風さんとお話できるようになった時は本当に驚いた。だって姿が見えないのに声がしたんだよ。
あとで風さんが「僕は風だよっ」て自己紹介してくれるまでは僕は本当に何が起きてるのかわからなかった。
でもそんなこんなに慣れてくると僕はそれをとても楽しめるようになったんだ。
いまではだからお散歩に行くのが大好き
だって友達はたくさん出来たし、みんながいつも僕のそばに来てくれるし、どんなに楽しいことをしたかとかいっぱい教えてくれるんだよ。
それもこれも僕がいま犬のままでいるからだなって思うんだ。
だから僕はこのままが最高いつまでもきっと・・・
あるがままに生きて悟りを開きたいと思った人・・・
および犬の生活にある種あこがれた人・・・
なによりもすでに犬である皆さん・・・
そんなみなさんへの・・・僕の再びのひとりごとでした・・・
(悟りに近づいた頃の僕
(何物にもとらわれない・・・今の僕)