宇宙から来た天使たち 2 笑う天使たち

みんな元気ですかグッド!

先日のセドナでの続き・・・

僕とラヒーリオはあの5人の事を「宇宙から来た天使達」と呼ぶことにした。

彼らは不思議なことに自分たちに固有の名前を持っていなかった。

どうやって自分たちでコミュニケーションをとるんだろうって思ったが・・・

それは聞いみて理由が分かった。

彼らは普段は言葉で話さない。

どうも映像のようなものをやり取りしているらしい・・・

いわゆるビジョン電送方式の会話。

コンピューターで言うと大容量の情報をビジョンにして一挙に相手に電送するような方式。

これは不特定多数の相手にも転送可能らしい。

その方式で会話をするときには例のイルカのような「きゃっきゃっ」という笑っているような音を出すんだ。

初めて僕たちがこれを聞いた時にはいつもいつも彼らは笑っているんだろうと思っていた。

でもいつでもそうじゃないみたいなんだ。

これで仲間と話をしているみたいなんだ。

それでも笑っている時の方が多いんだけど・・・

正確に言うと・・・笑いながら会話をすることの方が多い・・・

それに彼らは本当に楽しそうに会話をしている・・・と言うより会話をすごく楽しんでいるんだ。

そしてこの方式で会話をするときには相手の周波数を読むようなことをするので相手の名前を呼ぶ必要がないんだ。

つまり地球的に言うと相手の立場に立って会話を始めるんだ・・・

彼らに言わせると普通の会話で名前を呼ぶのはある意味失礼かもしれないって。

だって名前を呼ばれたら必ず返事をしなければいけないから・・・相手を強制してしまうから・・・

もちろん彼らはビジョンを受け取ったら必ず返事はするんだけどね。

それにビジョンの会話方式は決して誤解が入る余地がない。

言葉による会話は自分の立場で図った物差しで、しかも話の前提を省略してから会話が始まるからとても誤解が入りこむことが多いんだ。

地球の常識と少し違うし・・・でも・・・そんなことが分かるまでに僕たちはそれほど時間はかからなかった。

精霊の世界でも相手の名前はあまり呼ばない。

だって誰かに向けて話をしようとしている時は・・・なんて言うか・・・

話をしようとするその前に相手にはこちらがコミュニケーションをとりたがっていることがすぐに分かるからね・・・

それでも僕たちはそのままだと不便だから彼らに名前を付けることにした。

特に人間に変身している時とかは不便なんだ・・・

一度なんかみんなで食事しているときに目の前に座っている誰かにビールを進めようとしたら全員が「ありがとう」って返事をするし・・・

トイレに立とうとしたら全員が「どうぞ」って言葉をかけて来るし・・・

全員が同じトーンで話すからとても不自然に見えるんだ・・・

すごくきれいな美人さんが前を歩いていったら全員でその姿を目で追っかけるし・・・って、これはちょっと意味が違うけどね・・・ははは汗

そんなわけで・・・年齢順に上から・・・

「キャプテン」・・・いつでもすごく冷静で知的。長老格。

「チェリー」・・・ピンク色の頬をした可愛い女性。いつでも愛の波動でみんなを包む優しいひと。

「イーグルアイ」・・・遠くで何が起きているか全部見通せる。

「イーティー」・・・技術担当で母船との連絡がかり。

「ベイビーボーイ」・・・子供とか犬と友達になるのが得意。

ラヒーリオと僕はこの5人といるのが本当に楽しくてしばらく一緒にいることにしたんだ・・・

この続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(あの天使たちといると時々・・・ずっこけそうになる僕あせる

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