みんな元気ですか
前回の続き・・・
チェリーによると宇宙に意識が誕生する瞬間というのも音が関係しているらしい。
ある星のグループと別のグループ(例えば太陽系同士・・・)が隣同士に出会うとその間に見えないエネルギーの壁のようなものが出来る。
それが触れ合う(振れ合う)事によって・・・その壁から・・・一瞬すごく大きな音のようなものが生まれる。
その音のエネルギーがいったん両方の星のグループを飛び出す。
しかし引力でまたその壁の場所に戻ってくる。
その瞬間に意識が・・・スッと入り込むような感じで・・・生まれる。
そしてこれが宇宙のあちこちで数えきれないほど無数に起きる。
そのすべてが意識として命をもつ・・・。
僕は思った・・・これが聖書の「初めに言葉ありき・・・」の事なんだって・・・。
その意識が次々に世界を生み出していく・・・
これはまるで古事記や日本書紀の世界も同じなんだって・・・。
僕は違う事も思う・・・
意識は最初に音で生まれた・・・
ならば・・・その意識がその後も音に特別な思いを持つのはとても自然な事・・・
チェリーは僕の考えをキャッチしてこう言った・・・
世界で共通の・・・神様とつながる音としてみんなが心の記憶に残している音があるのよ・・・
もともとは・・・「OーUーM」という音。
キリスト教ではそれが「アーメン」・・・祈りの音・・・
チベット密教では「オームー」・・・瞑想時に魂を誘導する心音・・
古代エジプトでは「アメン」・・・太陽神・・・例えばツタンカーアメン・・・
日本では「天→あめ」・・・空の上にすむ神を意味している。
例えば・・・あめのみなかぬしのみこと・・・最初に国を作った神。
また神社のコマ犬で知られる「阿(あ)」と「吽(うん)」・・・これは二つが切り離されることはない・・・
しかも一方は口を開き・・・もう一方は口を閉じている・・・
「阿吽(あうん)の呼吸」という故事来歴は発声の時の呼吸法かもしれないと僕は思った。
チェリーは続ける・・・
もともとの音は・・・文字では表現しにくいけど・・・しいて言うならこんな感じ・・・
「ぁぁあああ—ぉぉぉおおおおお—ん————–」
僕たち3人はみんなであやしい人になって声をそろえて「あ—お—ん——」。
通る人が「あっ、また変な連中が瞑想とかの練習をしてる・・・」って目で見てよけて行く・・・。
でも気にしない・・・(ちょっとだけしか・・・)
何しろ僕たちは宇宙の意識の誕生を経験しているのだから・・・
その時僕は気がついた・・・
これはきのうチェリーが教えてくれた脳細胞活性化の発声方法とほとんど同じだって事に・・・
チェリーがそれに気づいて言う・・・
この音は意識を生みだした・・・
そして意識は脳を生み出し・・・両者は一体・・・
だからこの音で脳が活発になるのはとても自然な事なの・・・と。
さらにチェリーは密教の真言のことを話し始めた・・・
この続きはまたね・・・
(発声練習でお疲れで・・・喉と耳を休めてる僕)