サボテンさんは友達

みんな元気ですかラブラブ

きょうはサボテンさんのお話し・・・グッド!

僕は以前こんなお話を書いた・・・

アメリカのルーサー・バーバンクは植物について研究していた。

彼は貧しい不毛の土地アイダホの砂地にジャガイモの栽培をもたらした。

いまでこそ日本でもかなり知られている有名なアイダホポテトのポテトチップスは彼の功績がなければ出来なかった。始めは誰も信じなかったが彼は時間をかけて人々を説得して回り、ついに大きくて良質なジャガイモ作りに成功した。彼は植物の性質とそれらが必要とする土壌を知りぬいていたんだ。

でもきょうはジャガイモ造りの話じゃない・・・

バーバンクはニューヨークの自分のアパートでサボテンを飼っていた。

ペットみたいに名前までつけて・・・

そのサボテンと彼は会話をしていた。(これ知っている人は知ってる有名な話・・・)

と言っても直接言葉で会話をするわけではない。

その方法はサボテンに微弱電流が流れる電極を付けてそれをオシログラフのような物につなぐ。

このオシログラフはみんなが知ってる地震計のようなもの。

電気的刺激が加わると針が振れてセットされた用紙に波形が自動的に描き出される。

この装置を利用して彼はサボテンに話しかけるんだ。

するとサボテンがコンピューターの0or1方式で返事をする。

つまり返事はイエスかノーかのどちらかしかない。

だからイエスかノーのどちらかで応えられる質問をする。

そしてこれを繰り返し、だんだん質問の幅を狭めていく方式でサボテンの答えを導くんだ。

バーバンクはこの方式でサボテンにいろんな質問をしてサボテンが正確に質問を把握しているだけでなく、その答えもきわめて正確だったと言っている。

それどころかサボテンには意識と意思があったとも言っている。

彼がこのサボテンと意思の疎通を図っていたと言う例・・・

サボテンにガラスのケースをかぶせて外敵に影響されない環境を作る。

毎日そのサボテンに話しかける・・・

「もう君は安全に守られているから体中のとげで身を守る必要がないんだよ」って。

これを毎日繰り返しやったんだって。

すると3か月くらい経ったある日そのサボテンはトゲを自分から全部落としてしまった。

このトゲが全くないサボテンの証拠の写真も残っている。

もうひとつは彼が自宅を千キロ以上離れた街で車を運転しているときに交通事故にあった。

バーバンクはその時に大けがをしたんだ。

するとその事故のあった時間にニューヨークの自宅に置いて来たサボテンが大声で悲鳴を上げていたんだって。どうしてそれが分かったかと言うと、例のオシログラフの針が大揺れに揺れてすごい波形を描いていたんだって・・・

・・・後半省略。

サボテンさんが日本に伝わったのは戦国時代の終わり頃。

その頃日本にいた外国人がサボテンさんの樹液を石鹸代わりに使っていたから。

だからつい最近までもともとの石鹸(シャボン)が転じてシャボテンと言っていた。

ネイティブアメリカンはある種のサボテンさんの樹液からとれるぺヨーテという成分を幻覚剤として使っていた。

サボテンさんの漢字名は覇王樹(はおうじゅ)とも書く。

これって草木の王様って意味。

なぜそんな名前がついたのか・・・。

それはサボテンさんが水やりがそれほどいらなくて育てやすいと思われているけど・・・

実はかなり繊細で普通に水やりをしていても・・・

枯れてしまう事があったりする。

つまり育てるのにかなりの注意と尊敬を要求するから・・・と言うのが理由かもしれない。

ではなぜ普通に水やりをしていても枯れてしまうのか・・・

僕はこのことを友達のイチョウの木さんに聞いてみた・・・。

するとイチョウさんはこう答えた・・・

サボテンは何億年の進化の中で環境や気候の激変に耐えるように・・・

常に周囲の状況に合わせるように意識を向けて来た。

そうしないと絶滅してしまうから・・・。

植物の中でもサボテンは・・・

周囲の状況をいつも敏感に読みとる事にかけてはするどい能力を持っている。

だからサボテンにとっては特に人間の意識に波長を合わせる事が・・・

人間に育てられている彼らが生きるためのすべ。

それは感覚的には・・・ほとんどペットのような動物とおなじ。

名前を付けていつも可愛がってやるとそれに応えて元気になったりする。

しかし飼い主が元気がないと・・・その気を微妙に読みとって・・・

あるいは飼い主を助けるために・・・邪気を自分でかぶろうとする。

なぜなら飼い主がダメになると・・・いずれ自分も飼い主を失って・・・ダメになる(と思う)から・・・。

普通に育てていればサボテンが理由なく枯れることはない。

しかし理由なく枯れるときは・・・飼い主の弱い気力を何とか助けようとしているか・・・

あるいはその家その場所の有害な気を・・・自らが犠牲になって取り除こうとしたか・・・

友達のイチョウさんのお話に僕はとっても納得・・・。

最後にイチョウさんはもうひとつ教えてくれた・・・

サボテンさんと会話をする方法・・・。

それは・・・

部屋を暗くする。

これはサボテンさんがリラックスできるようにするため。

つまりサボテンさんがいろんなことに気配りをする必要がないような環境を作ってあげる・・・。

そしてまず最初に・・・いつも自分や環境を守ってくれている事に・・・心から「ありがとう」を言う。

そして静かに話しかける・・・。

するとサボテンさんは時々(飼い主が望むなら・・・)妖精の姿を見せてくれることがある・・・らしい。

僕は思うんだ・・・

サボテンさんはいつでも人間と友達になろうとしている。

話かければいつも応えてくれる・・・。

でもそれに気がついてあげないのは・・・

いつも人間のほう・・・だって。

イッピーの独り言

(だれだれ・・・僕に話しかけるのは耳・・・ってちょっとビビる僕目

ペタしてね

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