みんな元気ですか![]()
きのうの続き・・・![]()
友達の風さんはもうひとつこんな話を教えてくれた・・・。
バクという動物は夢を食べると言われている。
しかし動物が夢を食べるわけではない。
夢を食べるのは・・・人間なんだ・・・って。
ある村での出来ごと。
その村は人口はそれほど多くなかったがとても気候が穏やかで暮らしやすいところだった。
二つの大都市の中間に位置しどちらに行くのにも交通は便利。
だから物資の流通も盛んで人はそれなりに豊かな生活を営んでいた。
ある日その村に一人の男がやって来た。
その男には奇妙な魅力があった。
だから人々はその男に吸い寄せられるようにいろんな相談ごとに行くようになった。
男は話を聞くと問題をそれなりに解決出来るように助言する。
みんながなるほどと思うような言葉を与える。
だからその男のことろにはますます人が集まるようになった。
しかしその男には秘密があった・・・。
彼は呪術師。
人の心理のうらもおもても知り尽くしていた。
そのことは誰も知らない。
彼は集まって来る人々から情報を集め・・・
その村の富の構造のほとんどを知ることになる。
ある日を境に・・・その男はどんどん裕福になっていった。
しかしその男が裕福になる度にその村には不幸が一つづつ増えて行った。
その男の成功と・・・村の不幸には全くつながりはない・・・。
少なくとも表面的には・・・。
例えば・・・
その男が株で大儲けをする。
すると誰かの会社が倒産する。
その男が宝くじに当選する・・・
すると金持ちの誰かが交通事故にあう。
村はそのような不幸が続いてだんだんさびれて行った・・・。
そしてある日村は財政難におちいり・・・
若者は村を出て行き・・・残るのは老人ばかり。
過疎の村になってしまった・・・。
その男はある日まるで消えたように姿を消してしまった・・・。
その時には誰も・・・彼のことを気にかけるゆとりすら残っていなかった。
その男は何をしていたのか・・・
どんな仕事をしていたのか・・・
誰も知らなかった・・・
でも風さんはすべて見ていた・・・
その男が毎晩・・・村人の夢の中に入っていって・・・
裕福な人の財運を根こそぎ盗んでいたことを・・・
その男の家には巨大な・・・天然磁石があった事も・・・。
風さんは教えてくれた・・・
磁石には・・・望むものを引き寄せる強力な力があることを。
そしてその男は・・・
代々磁石を使う呪術師の家系・・・。
急に過疎の村が増えた一時期があったことは記憶に新しい。
でもその男がそこにいたかどうかの・・・記録はない・・・。
もうひとつ・・・
きのうのお話しに出てきた夢の中で別の家庭を持った男の事・・・
これも呪術師にしかけられた罠だった事も・・・
風さんはさらに言った・・・
人間は・・・寝ている時には無防備・・・
でもそれは寝姿の事だけを言っているのではない・・・と。
続きはいつかまたね・・・![]()
(しっかりとガードしながら寝てる僕・・・すやすや
)

