みんな元気ですか![]()
前回の続き・・・![]()
クッキーはご飯を食べるとまたすぐに2階のおばあちゃんの部屋に戻ってくる。
夕御飯の後で外はだんだん暗くなってきた。
でも絵の中はまだ昼間の明るさのまま・・・
クッキーはそっとおばあちゃんに呼び掛ける。
「おばあちゃん今からそっちに行ってもいいの?」
するとおばあちゃんの声がすぐに聞こえた・・・。
「いいよ。入っておいで。ちーずを迎えにやるからね。」
ちーずというのはおばあちゃんが昔可愛がっていた犬のことだってすぐに分かった。
クッキーは分かったと言って絵の中にはいっていく・・・。
壁の絵を通り抜ける時はびっくりするほど簡単にするりと抜けた・・・。
そこは湖のほとり・・・
あたたかな日差しとさわやかな風が木々を揺らしている。
おばあちゃんの部屋で見ていたのと同じ小さいボートがある。
前と違うのはそのボートの中に小型の犬が待っていた。
クッキーが絵を外から見ていた時は犬の姿は見えなかった。
きっと背が低いからボートの縁に隠れていたのね・・・って思った。
「あなたがちーずちゃんなのね」・・・とクッキーが言うと
その犬はうれしそうにしっぽを振った。
クッキーはちーずの案内でボートに乗りこむ。
そのボートは乗り込むとすぐにひとりでに動き始めた。
風のせいなのかなとクッキーはちらっと思ったけどあまり気にしなかった。
ボートはほとんど波もない湖面をゆっくりとすべるように進む。
湖のほとりの木々がクッキーに話しかけるように優しく揺れている。
「よく来たね。いっぱい遊んで行くといいよ。」・・・って言ってるみたい。
湖の中をのぞくと知らない形の綺麗な魚が泳いでいるのが見える。
クッキーはもうおじいちゃんの家にいることもすっかり忘れていた・・・。
向こう岸に着くとちーずがぴょんとボートから飛びおりて先に歩きだす・・・・
そこには細い道があった。
ちーずは2,3歩行って立ち止まって後ろを振り向き「こっちだよ」って顔をしている。
クッキーは道端の花を少し摘んでおばあちゃんに持って行ってあげようと思った。
続きはまたね・・・![]()
(クッキーちゃん、早めに帰るんだよ・・・お母さんが心配するからね・・・
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