みんな元気ですか
前回の続き・・・
精霊は再び休憩をすすめた。
するとこの時を待っていたように
ワクーマとつきのの意識がみんなの脳に飛び込んできた・・・。
みんなは目の前のスカルの見せてくれる映像に心を奪われてはいたが
今回の遺跡探査で重要な役目をはたしてくれたいるか達の事を
決して忘れていたわけではない・・・。
みんなは気持ちの片隅でワクーマとつきのはどうしているだろう・・・
もう一度・・・遊びと笑いが大好きなあの子たちに会いたいとずっと思っていた。
だから2頭の意識が飛びこんできた時にはみんなが大歓迎・・・。
意識の交歓を終えるとイルカたちは
こんな話しをしていくれた・・・。
遠い昔海に消えて・・・
忘れ去られた文明の言い伝えがこのクリスタルスカルの存在を暗示していました。
それは竜神の玉(ぎょく)というお話し。
昔から竜神と玉は切っても切り離せない関係。
海に住んでいた竜神は・・・
時には海に激しい嵐をおこし
時には自分がすみかにしていた場所を
多くの人の目に触れないようにして
守り続けて来ました・・・。
それがこの沖縄の地・・・
竜神に守られた土地は生物学的にもほかの土地との
交流が長い間ほとんどなく固有の動物や植物の種が
守られてきました。
やんばるくいなやイリオモテ山猫・・・等等。
すべてはこの「玉」・・・すなわち「地球の宝のスカル」を守るため・・・
沖縄は昔は「琉球」といいました。
それは「龍の球」という隠された意味を持ちます。
「球」は宝の意味・・・宝とはこのスカルのこと・・・。
この場所に長く住む私たちイルカの種族は実はその「龍」の種族だったのです・・・。
アスカの最高評議会は二重三重にこの秘密を守る仕掛けを作りました。
我々龍の種族自身もその仕掛けの一つだったのです。
龍の種族とは竜神に仕える種族・・・
やまとたちはイルカの話しに引き込まれて行った・・・
続きはまたね・・・
(2頭のイルカは僕の大切な友達さ・・・君にもあんな友達出来るといいさ・・・って・・・いつから沖縄弁に)