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先日こんなニュースを見つけた・・・グッド!

「日経ニュース8月26日 代替医療」

代替医療の実態を調査 厚労省、効果などデータ収集も

 厚生労働省は欧州などで広がり国内でも利用者が増えている「ホメオパシー」を含む代替医療について、国内外の利用実態調査に乗り出す。漢方や針きゅうも含め幅広く調べる。専門家による研究班を月内に発足、効果の科学的な根拠などに関するデータも収集する。通常の医療に効果的に組み合わせる方法を探る参考にする。

 ホメオパシーは鉱物や植物成分を極限まで薄めた水を砂糖玉に沁みこませて飲むことで、病気を治療できるとする方法。日本学術会議が科学的根拠がないとする金沢一郎会長の談話を出した。ほかにも様々な代替医療が知られ、効果があると考えられているものもあるが、実態はよくわかっていない。

 そこで、厚労省は聖路加国際病院の福井次矢院長を主任研究者とする研究班を設置、来年3月まで調査する。研究費は1千2百万円。医療機関や家庭での代替医療の実態を把握し、研究論文などをもとに効果の有無に関する科学的根拠(エビデンス)を集める。

・・・転載ここまで。

これに関連して時事通信社が以下のニュースを伝えている。

「時事通信8月30日05:11」

ホメオパシー否定、広がる波紋

科学者の代表集団である日本学術会議が民間療法「ホメオパシー」を全面否定する会長談話を出した事に、波紋が広がっている。日本医師会など9団体が相次いで賛同する一方、政府が推進を検討している代替医療全体への影響も懸念される。

 ホメオパシーは、植物や鉱物などを水に入れて極端に希釈し、砂糖玉に沁みこませて用いる。山口県では、必要なビタミンKの代わりにこの砂糖玉を投与された乳児が死亡し、訴訟に発展した。

 会長談話は、治療効果があるとの主張を「荒唐無稽(むけい)」と切り捨て、治療に用いることは「厳に慎むべきだ」とした。特定の療法を強く否定する談話は極めて異例だ。

 問題視するのは、必要で有効な治療を受ける機会を逃す恐れがあること。「欧米ではエイズの治療に使って悪化するなど何年も前から問題になっている。日本ではまだだと思ったら死者が出てしまった」と唐木英明副会長。ホメオパシーを信じる人が多い欧米では規制が難しいといい、広がる前に先手を打った形だ。

・・・転載ここまで。

同日の時事通信はさらに以下のニュースを伝えている。

「時事通信8月30日20:19」

「ぬくもりのある医療の一翼担う」=ホメオパシー医学会」

 民間医療の一種ホメオパシーについて、日本学術会議が「治療に用いる事は厳に慎むべきだ」とする会長談話を発表した事を受けて、医師、歯科医師らによる学術団体「日本ホメオパシー医学会」(帯津良一理事長)は30日、「ホメオパシーはぬくもりある医療の一翼を担う代替療法の一つ」とする談話を発表した。

 談話は、医療イコール医学ではなく、場にぬくもりが与えられ、「治し」と「癒し」が統合されて初めて本来の医療と指摘。癒しをになうのが代替医療であり、心身への優しさでホメオパシーはその最右翼に位置するとした。

 助産師がビタミンKを与えず山口の乳児が死亡した事件については、「オーソドックスな治療を中断させて死に至らしめたのなら言語道断。代替医療を用いるには十分な医学知識が根底になければならない」とした。

・・・転載ここまで。

長くなるので次に続きます・・・グッド!

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(医学の世界もいろいろあるんだな~・・・!?

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