地球(テラ)の旅立ち 44 ある愛の詩

みんな元気ですかドキドキ

きのうの続き・・・グッド!

つきのが話を続けている・・・様に思えた。

みんなはこの部屋に送り込まれてくるつきのの話しを聞いているつもりだった。

しかしある時点からそれがつきのの意識なのか・・・

それともワクーマの意識なのか分からなくなっていた。

と言っても話の内容が混乱しているわけではない。

いままでよりもっと内容は分かりやすいし

その説得力には人間以上の物が感じられる。

みんながその疑問を感じた瞬間に・・・

その答えが同時にやって来た。

これはつきとワクーマの両方の意識が混然一体となって

ハーモニーを作り出している結果なのだと・・・

その時にやまとを初めその部屋のみんなは理解した。

これが触れ合いの姿なのだと言う事を。

つまりつきのとワクーマはお互いが振れ合うことにより

お互いが個別で存在していた時よりも

はるかに高い意識に調和させている。

それを見せてくれているのだった。

みんなはそのことを感動の気持ちで理解した・・・。

そのことに心から深く感謝した・・・。

「ありがとう」の気持ちがひとりでに湧きおこる・・・。

それはだれにとっても気付きの瞬間だった。

再びみんなの顔が涙でくしゃくしゃになる・・・

脳の進化は感性のするどさを増す。

あらゆることに敏感になるが・・・

特に心を振るわせる出来事に対して・・・

つまり・・・「愛」に包まれた物事に対して

とくにするどい感受性を向けるようになる。

みんなは自分の脳に起きている変化に徐々に気付き始めた・・・

さっき海にいた時からからみんなはよく笑っている・・・

今までにないほどに・・・。

そしてよく感動の涙を流している・・・。

それを誰も恥ずかしいとは思っていない。

ただ一人やまとの特殊事情をのぞいては・・・。

やまとは栞への愛がそれほど深いものだとは以前は気付いていなかった。

だが今・・・

永遠にも近い時を超えた愛が今実を結ぶ・・・

その感動にずっと包まれていたから・・・。

愛は笑い・・・

愛は涙・・・

愛は感動・・・

愛は調和・・・

そして・・・

愛は触れ合い・・・

みんなは今心からそれを実感していた・・・

つきのとワクーマの・・・

少しの乱れもない心と心の調和を感じながら・・・

ダンとジョアンが感動で笑いながら

同時に涙をポロポロ流しながら

お互いの手を取り合っている・・・

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(愛とは・・・心のダンスなんだよ・・・フォーラブラブ

ペタしてね