みんな元気ですか
今日は香港の事だよ・・・
今ちょうどかなり強い台風が香港に向かって進んでいる。
日本では与那国島あたりが暴風圏内に入ったとニュースで言っていた。
これが通り過ぎてそのまま中国大陸方面に行ってしまうと
日本での関心はとたんに薄らぐ。
もう終わった事になってしまう。
でも香港ではこのあたりから大さわぎ。
香港でも台風は日常茶飯事で
毎年一つ二つは大きい台風の訪問を受ける。
招かれざる客人ではあるのだけどそれだけに準備も怠りない。
ある意味扱いに慣れている。
香港では台風に関して警戒シグナルというものがある。
それが10段階に分かれていてシグナル10が最高警戒レベル。
各レベルでの警戒事項をマニュアルで定めてある。
シグナル8になると学校や役所や会社もすべてお休みになる。
!(^^)!ヤッタ~!
シグナル8が出そうで出ない時はみんな
「ガウチョ!」となる。
これは「ざけんなよ!」とか「なんでやねん!」の意味。
その最高レベルの下品さを持つ発音は
「ヤモウガウチョワ~!」と語尾を上げる・・・
とても下品で翻訳できません・・・(どんだけ~!)(少し古っ!)
季節感のお話をすると香港はほとんど一年中蒸し暑いのだけど
冬もちゃんとある。
一月や二月の寒いピークでは気温が10度Cくらいまでは下がる。
でもめったに一桁にはならない。
それが1週間ほど続く・・・だけ。
その時に女性は一斉に厚手の毛皮のコートとかを
引っ張り出して着る。
コートがない人は鬼太郎のちゃんちゃんこの綿入り袖付き
みたいなものを着てる。
一年中暑くて毛穴が開いている香港人にはこれでも
チョー寒いんです。
ちなみに香港は東南アジアの毛皮の流通の最大集積所。
だから一時は日本からアウトレットにかなりバイヤーが集まった。
おそらく今は毛皮を着ることに批判が集中しているので
かなり流通量は減ったと思うけど・・・。
!(^^)!ョヵッタネ!
寒い季節が終わったと思ったらしばらくすると
梅雨の季節がくる。
だいたい4月から5月には梅雨に入る。
東南アジアでは雨期があるので
香港でも特にこの季節を「梅雨」とは呼ばないけど
毎日どんよりとした天気が続き雨が降るのは日本と同じ。
しかも気温は日本より高い。
そうなんです・・・かなりじめじめでむし暑いんです。
だからこのあたりの時期から何処に行っても建物の中は
「氷点下か・・・!」と突っ込みたくなるほど冷房が
ガンガン効いています。
梅雨が終わると・・・すぐに台風の季節に突入。
季節感はだいたい日本より2カ月早めって感じ。
真冬でも海で泳いでいる人はいます。
(だいたい白人のひとだけど・・・)
子供たちは台風を待ちわびるのです。
なぜって・・・学校が休みになるから。
ちなみに香港の教育水準は相当高いんですよ。
東南アジアの大学をすべて比較した客観評価のランキング
と言うのがあるんですが今月発表されたランキングによると
香港大学が東南アジアでは日本の東京大学を抜いて
一番になっています。
ほかにも子供たちが台風を待ちわびる理由があります。
一つは台風が来ると海に龍があらわれるんです。
しかも巨大な龍です。
それは竜巻の事です。
まるで海から低い雲に向かって巨大な龍が登って行くような
感じに見えるんです。
くねくねしながら・・・。
これを見たことがあるんですが・・・
しかも双子の龍・・・つまり竜巻がダブルで別々に
雲に向かって上昇して行きました。
弩(ド)迫力でした。
本当に龍がいるんだってこの時思いました。
生きているとしか思えないんです・・・。
と言うよりあれは本当に龍だったのかも・・・
双子の竜巻はめずらしいので現地の新聞にも
「双子の龍が天に登る」的な記事が写真付きで載りました。
大きな新聞の一面です。
そうです・・・香港人も龍が大好きなんです。
もうひとつ子供が楽しみにしていることがあります。
香港では2階建てのバスが普通です。
最近は地下鉄がかなり伸びて来て・・・
(ちなみに日本の熊谷建設とか大成建設の努力です・・・)
バスも少しずつ減って来ているのかもしれませんが。
昔イギリス領だった事の証明のような
2階建てのバス・・・漢字で「巴士」と書きます・・・は
背が高いから横風に弱いんです。
長くなるので後半に続きます・・・・
(あっ、そうそう。イッピーパパは香港に4年住んでいました)
(うへっ、こわっ・・・バスがどうなるのか・・・想像したくないよ・・・ビビる僕・・・大木じゃないよ・・・あは!)