みんな元気ですか![]()
少しだけ地球的規模のお話しになるかも・・・![]()
毎日ニュースで沢山嫌な事もあるけれど
それと同じ量のエネルギーで
今地球ではなにか素晴らしい事が起きている。
それは以前書いたこんなお話とつながっている・・・
タイトル <ゆうちゃん>
きょうは友達のイチョウの木に聞いたお話し![]()
昔イチョウの木とある小鳥さんは友達だった。
その小鳥さんにはゆうちゃんって言うまだ小さい女の子の友達がいた。
ゆうちゃんはお母さんとふたりぐらし。
だからいつも一人ぼっちで遊んでいた。
ゆうちゃんは小鳥さんとお話が出来たんだ。
小鳥さんがいろんな話をしてくれるから一人でもちっともさびしくなかった。
ゆうちゃんはおばあちゃんにもらったお人形さんとも大の仲よし。
いつもそのお人形さんともお話をしてた。
でもお母さんにはゆうちゃんが本当にお話をしていることがわからなかった。
「もうおねえちゃんになるんだからそんなおかしなことはやめなさい」って言ったんだ。
ゆうちゃんはなぜ小鳥さんとお人形さんとお話をするのがいけないのかわからなかった。
けれどもお母さんを悲しませたくなかったからそれからはお話をするのをやめてしまったんだよ。
そのころお母さんがゆうちゃんにあたらしいお父さんを連れてくることになっていた。
だから新しい父さんにゆうちゃんを気に入ってもらいたかったんだね・・・
ゆうちゃんは大きくなって自分がちっちゃいころ小鳥やお人形と
お話が出来たことも友達だったことさえも忘れてしまったんだよ。
だって学校に行くようになってからも誰も小鳥さんとお話しできるとか言わなかったし・・・
そしてある日大人になったゆうちゃんは人間関係とか、
うまく行かない恋の悩みとかでつぶされそうになっていた。
毎日お家に帰ってくるといつも泣いていた。
でも何日も何日も泣いて泣き疲れて空っぽになった時に突然思い出したんだ。
昔自分が小さいころ小鳥さんとお話出来た事を・・・
だからその悩みをきいてもらいたいと思ってまた昔のように話しかけた。
でもあの頃の小鳥さんはだれももういなかったんだ。
そして自分もどの小鳥さんともお話が出来ないことがわかったんだよ。
もうやり方さえも忘れてしまったから・・・
そんなある日ゆうちゃんは公園に気晴らしにお散歩に出かけた。
毎日泣いている自分が馬鹿らしくなってもう泣くことをやめようって思ったんだよ。
そして上をむいて深呼吸をしたその時・・・
まるでゆうちゃんをとてもやさしく包んでくれているような大きな大きなイチョウの木が横にいた。
ゆうちゃんは思い出したんだよ・・・
私はこのイチョウの木とも友達だったんだってね・・・
ゆうちゃんは私をずっと見ててくれてありがとうって小さな声でイチョウに言った。
そしてまた元気に歩きだしたんだ。
イチョウの木はこう言った。
いつでもまたおいでって・・・・
でもその声はもうゆうちゃんには聞こえなかった・・・
続きはまたね・・・![]()
(ネムネム・・・まくらさんは僕の友達 ![]()
![]()
・・・って、それ意味違わない
)

