地球幼年期の終わり 2 夜明

みんな元気ですかドキドキ

きのうの続き・・・グッド!

ゆうちゃんの時代までは木や小鳥やお人形に話しかけることは

いけないことだった。

縁起が悪いと言って嫌われた。

人間以外とお話しできる子がいるとみんなでいじめた。

それは子供同士のいじめにとどまらなかった。

大人もそんな子供をいじめた。

そんな子供が特別だって分かっているのに

普通と違うだけで例えば精神病院に隔離したこともある。

それが”時代”だった。

でも精神病院に隔離されてもそんな子供はとても優しかった。

人に優しいだけでなく物にもとてもやさしかった。

ドアの開け閉め一つとってもすごくやさしい。

他人から見るとまるでドアに恋しているような感じで優しい。

物をテーブルに置く時もすごくやさしい。

どんなものでもとても大事そうにテーブルに置く。

そっとそっと少しでも傷つかないように置く。

どんな物でもやさしく微笑みかけながらそっと置く。

彼らは”そんな”物に心があることを知っていたから。

それを理解しようとした大人はいなかった・・・。

そんな時代にもまかれた種は育っていった。

アスペルガ―だってかたずけられた子供が

日のあたる場所に少しずつ出て来れる様になった。

その時の呼び名は「イディオ・サバン」

でもそれはまだ「特別な目」でみられているだけ。

音楽を一度聞いたらそれをピアノで弾ける子

景色を一度みたら記憶でその絵を描ける子

何百年前でも先でもある日の曜日をいつでもすぐに言える子

ブドウの房をみたらすぐにそれに何個ブドウがあるか言える子

人が何を考えているか分かる子

ほかにもたくさんたくさんのこと

それはまだ「特別な事」・・・

時が過ぎいま第2世代。

変わった子供だと言われた世代も大人になって

子供を持つようになった。

その新しい子供たちは人間以外と話をすることを大切にする。

なぜって親たちが理解を示してくれるから。

人間以外にもみんな心があって

話しかけると応えてくれることを親が知っているから。

親たちも小さい頃に小鳥やお人形や動物と

話をしていたことを思い出すようになった。

その意味を思いだすようになった。

封印が少しずつ解かれて行く・・・

お母さんのおなかの中で見たことを記憶する子供や

過去世の記憶を持つ子供のことが話題になって来た

そして子供が親を選んで生まれて来ることが

少しずつ分かって来た・・・

それでもそれはまだ夜明けにすぎない。

しかし暗かった夜はいま開けようとしている・・・

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(むにゃむにゃ・・・もう夜明けなの・・・まだねむねむゥ~ぐぅぐぅ

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