地球(テラ)の旅立ち 59 神集い 緑の地球

みんな元気ですかドキドキ

前回の続き・・・グッド!

簡単なあらすじ・・・

ファルコンになっているイッピー

それにセドナのメディスンマンの精霊ラヒーリオは

今は人間に変身している。

二人はやまとと栞、ダンとジョアンそれに

石嶺教授と沖縄の海で合流した。

沖縄の海底でイルカに導かれ超古代のクリスタルスカル(水晶どくろ)

を発見したみんなはそのイルカに脳波の調整を受ける。

そのために自分たちが超古代の文明で共に生きていた過去世を思い出す。

さらにクリスタルスカルは驚くべき未来のビジョンを見せてくれた。

それは彼らが自分自身で実現する未来だった。

イルカが施した脳波調整は彼らに時空の旅をする能力さえもたらした。

その平和な未来を実現するために。

彼らの旅は続く・・・

クリスタルスカルが見せてくれた未来の中に

とても印象的な光景があった。

地球が緑に覆われてどこに行っても日の光に輝いていた。

森のなかはもちろんのこと都会も緑に囲まれていた。

やまと達はそれが意味するものを一瞬にしてさとった。

緑に覆われた地球では何よりも風が優しい。

四季を通じて季節の花が咲き乱れていた。

どこに行っても花や樹木がかおる。

優しい風に乗った緑の香りがいつも人々の心を包んでいた。

そしてその豊かな緑のおかげでたくさんの動物が平和に暮らしていた。

同時に緑のおかげでゆかたで清らかな水があった。

清らかな水は人々の心と密接につながっていた。

その頃は水と人間の心の研究が今よりはるかに進んでいた。

時空の旅に出た頃は水に関する研究はまだほとんどなされていなかった。

人や動物や植物や鉱物の感情が水に転写される・・・

という程度の事が知られていたに過ぎなかった。

その後未来の社会では水に関する研究は大いに進んだ。

清らかな水が人の心に与える影響が想像以上にあることが分かった。

人の感情が水に影響を与える以上に

水の感情が人に影響を与えていることが知られるようになっていた。

その研究がきっかけで水をきれいに保つためには緑の環境を

整えることが先決だと言う事が政治的にも優先された。

なぜなら緑を計画的に増やすことはそれほどの政府予算を

必要としなかったから・・・。

それは予算の問題と言うよりは人の心の問題だった。

専門家の意見で森の植生を正しくすることから始められた。

増えすぎた杉などの針葉樹に変わって

土壌に水をためる低木樹やブナやナラなどドングリの実を付ける

広葉樹が計画的に増やされた。

それは意外な副次的効果をもたらした・・・

鳥や動物たちが帰ってきた。

何よりも森が整えられた場所の近くの海が豊かになった。

その効果を目の当たりに見た事によってこの動きが

世界中に瞬く間に広がって行った。

さらに人は食糧問題の解決を見た。

地球上の大きな問題のかなりの部分を緑が解決した。

この緑の広がりに大きな貢献をしたのが

やまと達の見えない働きであった・・・

そのことは誰にも知られず

どこにもその記録は・・・ない。

イッピーの独り言

(未来をみつめ・・・緑の香り霧を感じている僕・・・クンクン音譜

ペタしてね