世界中で減っている身近な生き物

みんな元気ですかドキドキ

ちょっと気になるニュースのお話し・・・グッド!

最近野生のミツバチの急減が話題になっていました。

いまだにその急減の原因は分かっていないようですが

ミツバチに頼る農作物の受粉に影響があるため心配されています。

しかし減少が心配されているのはミツバチだけではありません。

もっと以前・・・おそらく10年くらい前のお話しですが

日本の一部地方でカエル

全くいなくなったという話しがありました。

実はそれをさかのぼることさらに数年

アメリカのジェイソン・ロフルという研究者は90年代半ばから

カエルが世界的に減少していると報告していました。

複合要因のようですが主には農薬が原因とされているようです。

おそらくいまではその当時よりさらにカエルは減っていると思われます。

日本でもオタマジャクシは絵本やテレビの中だけになるのでしょうか。

1999年に絶滅危惧種に指定されたメダカも今では

ほとんど見かけなくなりました。

まだ何処かにいるんでしょうか・・・。

さびしいです。

さらにはアメリカザリガニまでも

今では個体数がかなり減少しているそうです。

イッピーパパが子供のころには東京と神奈川の

県境の多摩川でザリガニはたくさんとれました。

煮干しを糸にくくりつけただけの仕掛けで簡単に釣れるんです。

夏休みの朝早く6時ころ起きてザリガニ釣りに行った記憶があります。

バケツにいっぱい意気揚々と家に持って帰ったら母親にしかられました。

食べられない物をとってきてどうするの・・・って。

その頃にはザリガニの寄生虫の問題も知られていましたし。

ちなみにアメリカザリガニは以前からフランス料理などの

食材として利用されています。

個体数が激減して築地卸売市場ではここ10年で

値段が倍に上がっているそうです。

かつて週に100キロ程あった出荷が今では20キロ程度まで減っていて

毛ガニと同じくらいの値段で取引されてるようです。

昔は外来種で日本ザリガニを追いやった犯人扱いされていましたが

実際は両者は生息環境が違うので濡れ衣だったんですが・・・。

あの夏の日のザリガニはもう多摩川にもいないそうです。

昔からいた生き物で減っているものはまだまだあります。

スズメの数が最近急減しています。

一説では10年前の10分の一に減ったそうです。

ロンドンの街角からスズメがすべて姿を消したことを

以前朝日新聞が取り上げていました。

イギリスは郊外に行くとそれこそ本当に豊かな

手入れの行き届いた緑がたくさんあるのになぜでしょうか。

日本でも畑や田んぼなどえさ場の環境が悪くなって来ている事

それに木造家屋の減少で巣作り出来ない事も原因のようです。

人間社会の経済が停滞して新築住宅着工件数が減少すると

スズメの生存にも大きな影響が出るんですね。

さらには最近あのうるさいムクドリも数が減っているそうです。

うるさいと言うのは彼らは数千羽から数万羽で群れることがあるからです。

ムクドリの大群を見たことがありますか。

鳴き声はたくさん集まると小さい子供が泣きだすくらいに迫力があります。

それももう見ることができなくなるんでしょうか。

ほかにも多くの生き物が減少しています。

トンボとか昆虫などあげればきりがありません。

これは都市部だけの現象ではありません。

大自然の生態系は刻々変化しています。

ほころびを繕(つくろ)うような手段では

食い止めようとしてももう間にあわないような気もします。

次は人間の順番だと言うのは笑えない冗談です。

だってすべてはつながって一つなんですから。

地球はどこに行くんでしょうか・・・

イッピーの独り言

(人類の未来を深く心配する僕・・・体がよじれるよ・・・たくもうあせる

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