始まりの終わり 2 ご先祖様 (後編) ある女子中学生の人生相談

みんな元気ですかドキドキ

さっきの続き・・・グッド!

ずっと前の読売新聞の人生相談欄にこんな話があった・・・

質問者(愛知・K子)

14歳の中学2年生の女子です。

私は声が低いことで悩んでいます。

私の声は相手に聞こえにくいようで、しゃべるのが嫌になります。

あまりしゃべらないためか、クラスでのみんなからは暗いと思われて

きらわれています。

そのせいで学校に行くのが嫌になっていて、死にたいと

思う事さえ時々あります。

わざと声を高くして話してみても

相手はよけい聞こえにくくなるみたいです。

声が低いことでとても困っています。

声を高くすることは出来ないのでしょうか。

よい方法があったら教えてください。

回答者(数学者・藤原正彦)

声が低くてうらやましい。

私は高くて困っています。

アメリカの大学で教えていた頃、よく電話先の

見知らぬ人から「イエス・マム」と言われがっくりきました。

低く渋い声ならもっと女性にモテるのにと何度も思いました。

音声の専門家に聞くと低い声の人の方が

声帯が発達していて音域も広いといいます。

ほとんどの歌手の地声が低いのもうなずけます。

あなたは恵まれた人なのです。

暗いと思われているそうですが

私には最近の若者の明るさが到底理解できないのです。

あなたのように暗くて落ち着きがある人がいるとはたのもしい。

明るくて協調性の高い子がよい子

などと言うのはつまらない事です。

文明、文化を作り上げて来た独創的人間の多くは、

暗くて協調性の無い人だったのです。

あなたは持ち前の低音の魅力を発揮して

堂々と生きて行けばよいのです。

イッピーはこの回答者の藤原先生が大好きです。

自分が思う解決とご先祖様がおもう解決と違うかもって

こんなことかもしれないね・・・。

この回答者は「国家の品格」という本を書いた人ですが、

最近読んだ本の中ではこれにハマってしまいました。

一気読みしました。

それがこれ

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)/藤原 正彦

¥460

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別にご先祖様のご加護の事が書いてある分けではありませんが

日本人が外国で暮らすってどういう事なのかすごく面白く

しかも深く書いてありました。

想像付きますか・・・。

パリで『暮らしていた時にイッピーママが地下鉄の中で

フランス人のばあさんに足を思い切り蹴っ飛ばされたことがあります。

(本当の話しです)

イッピーママはショックと痛さで涙が止まりませんでした。

ほかにもロサンジェルスの高級レストランで

イッピーの家族だけがオーダーをしたメニューを後から来た客何組かより

随分遅くなってやっと持ってこられました。

クレームをつけても事態は変わりませんでした。

イッピー家族は都合7年間外国で暮らしました。

ほかにも数え切れないほど同じような経験をしました。

日本人に対しての人種差別は外国では日常茶飯事です。

旅行者にはあまり経験できない世界ですが

外国で暮らしているとこのような事はたくさんあります。

それでも嫌な事よりももっともっとたくさんの

素敵な思い出や深い学びをもらえたのは

ご先祖様や神様が自分達を守っていてくれるからだと

感じています・・・

イッピーの独り言

(心の中で呼び掛ける僕・・・ご先祖サマ~・・・夏じゃないけど・・・あは汗

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