みんな元気ですか
みほとけのみ心のままにって言うお話し・・・
(一部加筆の再放送だよ)
昔ある国の小さな村でのおはなし。
その村に禅宗のお坊さんがいたんだ。
そのお坊さんはみんなに慕われていた。
村人は何かあるといつもそのお坊さんに相談した。
ある日働き者の夫婦に待望の男の子が生まれた。
そこでその夫婦はお坊さんに報告に行った。
そしてこの子は丈夫で元気な子に育つでしょうかって聞いたんだ。
お坊さんは答えた・・・
「み仏のみ心のままに」と。
その子が7歳の誕生日になった時に夫婦はその子に子馬をプレゼントした。
そしてお坊さんにこの子はこんなに元気に育ちましたって報告に行った。
お坊さんは答えた・・・
「み仏のみ心のままに」と。
その子はいつも子馬を可愛がって何処にでも一緒に行ったんだ。
だけど12才になった時にその子は落馬して足を折ってしまった。
夫婦はとても悲しんだ。子供が一生普通の生活が出来ないと…
お坊さんは言った・・・
「み仏のみ心のままに」と。
その子が17歳の時に同じ年に生まれた男の子は皆兵隊に取られた。
しかしその子だけは足が不自由だったために兵隊に行かないで済んだ。
若者がたくさん戦争で死んでしまった。
その時もお坊さんは言った・・・
「み仏のみ心のままに」と・・・
このお話はブラッドピット主演の映画から記憶をたどって書きました。
タイトルは多分「Seven Years In Tibet」です。
ヨーヨーマの音楽が心にしみます。
この映画のワンシーン・・・心に残るセリフでした。
これはおそらく「人間万事塞翁が馬」の故事を回想しているセリフだと思います。
映画の中ではこの「み仏のみ心のままに」のセリフは「We’ll see」とだけなっていました・・・
(しあわせってなんだっけ・・・うまい醤油かなあ・・・ちょいふるっ)