もうひとつ人生相談

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ちょっぴりきのうの続き・・・グッド!

読売新聞人生相談から

「自分はおもいやりがモットーなのに」

相談者(岩手県30代女性)

自分の性格の事で悩んでいる主婦です。

他人の言葉にすごく傷つきやすいのです。

例えば、「子供がいないなんて、なんてかわいそうなの」

「あなたの仕事のミスのせいで、お客さんに叱られてひどい目に遭った」

などと言われた事がありました。

言われた後は、その人の事を好意的に思えなくなります。

相手にすれば何気ない言葉なのかもしれませんが

私にはぐさりと来るのです。

私は人に対しては優しく、思いやりを持つ事をモットーとしています。

それだけに他人を傷つけるような言葉を平気で言う人を見ると

言ったもの勝ちなのかと思ってしまいます。

いい年をして、よくこんなことに悩んでいると思われそうですが

どうかアドバイスをお願いします。

回答者(数学者・藤原正彦)

他人の一言に傷つきやすいそうですが、ごく普通の事です。

社会に出ている人ならだれでも軽重取りまぜ一日に一回くらいは

傷ついているのではないでしょうか。

私自身気の強い自信家と自認していますが、それでもほんの

ささいな一言で傷ついたりします。

どんな人間でも山のような欠点や弱点を持っていますから

それに触れられれば傷つきます。

それがたとえ単なる嫉妬や体調不良から発せられた一言と

分かっていても、たとえ全く見当違いな指摘であっても

憐れまれたことや悪意を持たれたこと自体に傷ついてしまいます。

まずすべての人に好かれようと思わない事です。

絶対に不可能だからです。

鈍感な人の不用意な言葉で傷ついた時は、

そういう経験を通してはじめて自分が他人にそんなことを言わなくなる

成長の糧となった、と考えるのです。

そしてあなたは今まで通り、優しさと思いやりをモットーに

生きて行く事です。

それは賢明であるばかりか、心ない言葉に傷ついた時の

慰めや支えにもなると思います。

とても印象に残る回答です。

特にこの部分・・・

「まずすべての人に好かれようと思わない事です。

絶対に不可能だからです。」

これみんなが落ちる落とし穴かもしれないって思う。

最近も他人のブログのあらさがしをしてそれを批判している人を

見かけたことがあります。

読んでいて本当にいやになります。

この藤原先生の回答は

そんなことについての答えのような気もしてきました。

イッピーの独り言

(みんな仲良しになるといいなぁ~・・・そうだ・・・世界にドドスコラブちゅうにゅう~ラブラブ

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