前回の最後に地球という「命」に目を向けたいと書きました。
今地球そのものが命と意識を持った生命体だという事に注目する必要があると思っています。
以前海洋深層海流について書いた事があります。
北極海を起点として数千メートルの海底を時には深く時には浅く流れる海流があります。
この海流が地球を一周してまた北極海に戻っています。
海洋深層水にはとても豊かなミネラルなどの栄養分が含まれています。
深層海流が地球一周の旅に要する時間は約2000年だそうです。
この海流の存在は最近になって知られるようになりましたがだその全容は謎です。
しかしこの海流について述べた興味深い記事を見つけました。
あの東北大地震を予知した照さんのブログにこんな意味の事が書いてありました。
「この海流は2000年周期で地球を一周している。
そのスピードは毎時360メートルだった。
しかしグリーンランドや山岳地など世界の氷河がとけて北極海付近に流れ出したため海水の密度が薄くなってしまい、それを補うために毎時385メートルの速さになっている。
この海流はは地球の海に太陽の栄養を運ぶために流れている。
この海流の流れが早くなった為に気象条件が激変している。
津波が想定をはるかに超えるのもこの海流の流れが速くなっていることにも原因がある。
この海流が早くなっているのは海が自分で栄養を運ぶ効率を調節しているためだと。」・・・と。
これは見えない存在の方々によって教えられたことだと照さんは言っています。
表面的には海水の密度が薄くなったために海流のスピードが速くなっているわけですが、この事を謙虚に解釈すると海水が意識を持って、密度が薄くなった分そのスピードを自分で調節していると思えるのです。
海の持つ意識について別の角度から考えてみます。
人は進化の頂点に立つと言われます。
本当にそうでしょうか・・・
もしそうだとすると動物は植物より上位に位置する事になります。
しかし森に住む大型小型の動物や鳥などの動物、それに昆虫などもどこから見ても植物の繁栄のために賢明に働いています。
彼らは植物を食べます。
しかし実際には植物に食べさせてもらっていると言った方がより正確です。
(人間もそうですが・・・)
そして植物に食べさせてもらっている以上に動物は植物の繁栄に貢献しています。
鳥や動物は植物の種を運び昆虫は受粉を受け持っています。
彼らの死骸は土になったり直接植物の栄養になり植物に貢献します。
決定的な事は動物の寿命は森の木々よりはるかに短いのです。
しかも森が無くなると彼らの命はすぐに絶えます。
その逆のケース・・・動物が増えすぎて森が消える事は自然界ではありません。
動物の命は植物の手のひらの上で転がされているような物ではないでしょうか。
お釈迦さまと孫悟空のお話を思い出します。
動物の歴史は植物とは比べようもないほど短いのです。
植物は数億年、数十億年をかけてこのシステムを作り上げています。
そこに智慧も意識もないと言えるのでしょうか。
一方植物は明らかに深層海流と連携プレイをしているように思えます。
次回に続きます・・・
(本当は僕のご主人さまは森の木だろうか・・・悩み始めた僕・・・って、おい)