先日東北大地震を予知した照さんのブログをご紹介しましたが
その同じ照さんのブログでうれしい記事を見つけました。
東北地方は近い未来に復興しているようです。
照さんに見えたビジョンのようです。
転載します。
「希望」と云う言葉を忘れておりました。
希望の意味は、こうあって欲しいと願う事であり、
未来に対する期待の事です。
今では、新幹線でアッと云う間に神戸からやって来られる東京に、
私の中学の修学旅行では特別列車「希望号」で、
かなりの時間を揺られながら憧れの東京に着き、
皇居を目にした時は「東京だァ~」と思ったものです。
あの日から半世紀が経ち、東京駅周辺はかなり姿を変えています。
過ぎてしまえば、遠い昔の様でもあり、
思い出すと昨日の出来事のようにも思います。
今回の大震災は、日本の歴史にこれからトップに挙げられる出来事です。
確かに、復興に時間は掛かります。
だからと云って悲観などなさらなくとも、
街々に明かりが灯り、漁師さん達が地平線でキラキラと水面が太陽の
笑顔を映し出す姿を背に受けて漁港に帰って来ています。
水揚げ場には人々が集まり、船が着くのを待ち受けています。
漁業組合の看板の名前の上には気仙沼の文字が、アレ、釜石の字も見えますし
大船渡も見えました。
字が漁業組合と書かれた上を、ページをめくっているかのように見えています。
漁港が帰って来たのです。
「おめでとう」と見えた光景を涙が、すりガラスに画名をしています。
人間の力って、何と素晴らしい事でしょう。
アラ、アラ、今度はお米です。
JAの倉庫には「こしひかり」と書かれた宮城産のお米が、
誇らしく積まれています。
よかった!
塩害に人々は勝ち、美味しいお米を作ってくれたのですネ。
やっぱり、人間の頑張りって凄いです。
海岸近くには食品工場らしき会社も戻って来ています。
真新しい設備がまるで、やる気満々の若者のようです。
よくよく見ると、今迄見た事のない工業団地です。
至る所に、ゴミ焼却場の塔があり、
これって避難所なのだろうなァと私は思いながら、
眺めていますと、何処からか笑い声がします。
昼休み、工場から出て来た人々が楽しげにひとつの建物に入って行きます。
そこは工場団地の食堂のようです。
見ていて「よかった」と思うと、胸の奥が熱くなりました。
場面が変わると、福島原子力発電所らしき建物が
今より背を低くして、表面は修復され何もなかったかのように、
そこにはありましたが、どうも活動はしていないようです。
ただ、周辺には、あまり変化は見られず、静まりかえっています。
あら、何と言う事でしょう。
海鳥が飛んで来たではありませんか。
鳥も帰って来たのです。
今、見ている映像はまぎれもなく、日本の未来です。
「希望」
やっぱり良い言葉です。
転載以上
本当にいい響きです。
「希望」という言葉がもつ明るい力を信じたいと思います。