みんな元気ですか
(タイトル変えました)
今回の地震では外国からたくさんの応援があった。
中でも規模や信頼感から言って米軍の救援活動は
飛びぬけて印象に残る・・・
それを表す一つのエピソードがあったので紹介したいと思います。
以下NEWSポストセブンより転載
被災地での米軍トモダチ作戦
志願兵わずか10分で枠埋まる
アメリカ軍が展開する「オペレーション・トモダチ」。
震災直後から、米軍は空前の規模の救援活動を続けている。
その作戦のひとつ、気仙沼湾に孤立する大島の救援作戦に
フォトジャーナリストの笹川英夫氏が、同行密着した。
* * *
今回の大島でのミッションには、人材も先鋭部隊が投入された。
中心になったのが、沖縄を基地とする第31海兵隊遠征部隊だ。
真っ先に敵地に乗り込み、陣地を確保するその使命から
「恐れ知らずの切り込み部隊」と呼ばれる。
彼らの救援スキルは、2004年のスマトラ島沖地震での
救援活動でも実証済みだ。
すでに大島には、1週間前から野営していた、
のべ170名の先遣隊が瓦礫除去作業に従事していた。
時折交わされる海兵隊員と島民との笑顔のやりとりは、
彼らが信頼を勝ち得たことを意味していた。
彼らは、発電車両や海水濾過装置といったライフラインだけでなく、
シャワーも設置した。1日にのべ1000人が使用可能だという。
今回の作戦立案の中心にいるジェフリー・ジョーンズ
海軍准将は、こんな話をしてくれた。
「先遣隊も今回の部隊も皆、志願者だ。
館内放送で呼びかけたが、定員を確保するのに、
10分もかからなかったよ」
命令だから動いているのではない。
エセックスの船内で子供のおもちゃなどの提供を募ったところ、
瞬く間に段ボール数十箱も集まったともいう。
衛生兵の1人がさも残念といった様子で話しかけてきた。
「エセックスには手術室やICUもある。
でも医療の要請がないから何もできないんだ」
一部報道では、今回の救援を普天間問題を抱える
沖縄米軍の「PR」と捉える向きもある。
だが、米軍がいなければ、犠牲は確実に増えていたはずだ。
日本人だけでは、どうにもならなかったという現実
それを受け止めなければいけない。
※SAPIO2011年5月4日・11日号
転載以上
ここまで日本人の謙虚さや譲り合いの精神などが
表に出て伝えられています。
海外からも高い評価と称賛の目で見られています。
そのことは日本人として誇りに思っていいと思います。
ただそれを可能にしている多くの人たちの支えが
あったことを忘れてはいけないと思いました。
米軍のトモダチ作戦は命令で集まった部隊だと
思っている人も多いのではないでしょうか。
でもこの記事によると彼らは自ら志願して
この活動に参加しているのです。
それに自分たちが持っている最新の医療機器や装備を
使いたいのに使えないという事実などを知るにつれ
複雑な気持ちになります。
それはともかく・・・
自ら志願して救護活動に従事してくれた米軍のみなさん。
本当にありがとう。
あなた達の労をいとわない人道的且つ勇敢な精神、
そして統率されたチームプレイの素晴らしさは
被災地の人々のみならず、我々日本人の多くの心に、
必ずそれがずっとずっと記憶されるでしょう。
さわやかな風のような心を見せてをくれた
みなさんへ・・・
心からありがとうございます。
(救助隊のみなさんを正装で・・・気をつけして・・・顔をあげて・・・見送るボク・・・「みんな又な」・・・って偉そうだな)