山のもののけ 3

みんな元気ですかドキドキ

きのうの続きだよ・・・グッド!

山で言ってはいけない言葉がいくつかります。

みんながハイキングにのぼる山や散歩道ではあまり注意する必要も

ないかもしれませんが何かの事情でテントを張ったり

野営をするような時にはおぼえておくといいかもしれません。

例え一人の時でもあるいは友人といっしょの時でも・・・

数年前の2ちゃんねるより

その1.

(忌み言葉)

山で遭難したとき、救助を待つ人は孤独と恐怖を

紛らわすため独り言を言うことがあるそうです。

「早く帰りたい」とか「助けに来て」とか・・・

その際、決して口にしてはならない言葉があります。

それは、「迎えに来て」・・・です。

もちろん本人は救助隊が迎えにくるのを望んで

口にするのでしょうが迎えに来るのが

救助隊とは限らないわけで・・・

その2.

(忌み名)

私の父の話。

父(以降は兄)が子供の頃、弟と一緒に近くの山に薪に使う木を拾いに

行った時の事。 山深く迷信も多いその地域では、「猿・犬・猫」などの

言葉を山へ行く前や山に入っている最中には口に出さない様にと

両親から強く言い付けられていたらしい。

が、ちゃんとその言い付けを守っていた兄とは対照的に弟は山に入って

しばらくするとふざけて「猿」を連発。

いさめる兄の言葉も聞かず弟はずっと「猿」を言い続ける。

すると、にわかに山が陰り、驚いて空を見上げた兄は今迄快晴だったのが

嘘の様に真っ黒な雲が生まれて自分達の頭上に集まり出している事に

気がついた。辺りの雰囲気も妙にざわざわと落ち着きがなくなり

不吉な物を感じた兄は弟を怒鳴りつけて黙らせ、拾った木を放り出して

慌てて家に逃げ帰った。息を切らせながら戻って来た彼らを

家に居た父(私の祖父)は説明される前に

「お前ら、山で要らん事言っただろう」と指摘。

何故分かったのかと聞いた兄に父は「庭先から山を見ていたら物凄い

勢いで雲がある一部分に集まって行き、しばらくすると消えて行った」と

答えた。勿論、そのある一部分とは彼らが薪拾いをしていた辺り。

取りあえずひとしきり怒られてから事の次第を説明した兄は、

父に「お前が気が付いてなかったら、帰って来られなかったかもしれない」

と言われたそうだ。

ちなみにこの弟と同じ事をやって大けがをしたり、おかしくなって帰って

来たりした人も居るらしい(父談)

お陰で私も山に入る時は注意している。

はっきりとした理由は聞いた事は有りませんが、祖父と父の話では、

四本足の動物全般を言わない方が良いとの事です。

猟師の場合、獲物の名前を言うのは仕方の無い事ですが、みだりに

連呼するのは未だに禁じられている様で。

確かに、山の神や山自体の雰囲気を壊す物として受け止められている

のかもしれません。

ちなみにこれはもう50年程前の話。

大けがをした人は犬とか猿を連呼した直後に片側が崖になっている

山道で足を踏み外し何十メートルも滑落した結果、折れていない

場所を探す方が少ない程ありとあらゆる場所を骨折した状態で発見

されたそうです。

私はこれらの事が偶然でも何でも単純に試すのが怖いので山に入ると

自然と無口になります。

+++

動物のエネルギーをもった霊体は人からむやみに

名前を呼ばれると怒るのも分かる気がします。

呼ばれ方にもよりますが人間の傲慢さが鼻につくのでしょうか。

おそらく彼らは昔からいつも人を助けたりあるいは友達に

なりたかったのではないでしょうか。

しかしその当人や子孫がそれに気がついて(先祖が)

助けてもらった事への恩返しやお礼をしたことは

なかったかもしれません。

そうでなくても彼らの暮らしている環境は決してよい方向へ

向かっているとは思えません。

それも人間の手によって・・・

イッピーの独り言

(教えてあげるよ・・・山で怒られたらこうするんだよ・・・ゴメンナサイゴメンナサイ・・・ってマジはてなマーク

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