山のもののけ 2

みんな元気ですかドキドキ

きのうの続き・・・グッド!

山では不可解で不思議な事が起きるのです。

いつもの数年前の2ちゃんねるより

その1.

(山が笑う)

親父に聞いた話ですが・・・

当時の親父の趣味は渓流釣りでたまたま山中で知り合ったマタギを

生業にしていたAさんに教えて頂いたそうです。Aさんは当時

群馬県の利根川を7日~20日位かけて野宿をしながら鮎やマスなどを

下流から上流へと釣りのぼり、民宿などへ卸していたそうです。

そんなAさんが何度か経験した怖いお話です。

いつものようにポイントを変える為に山中を歩いていると、

その人の表現”山がわらう”で、静かだった山中が急にザワザワと

騒がしくなり四方八方から視線を感じる時があるそうです。

そして、そういう時は必ず決まった行動をしたようです。釣った川魚を

腐敗防止の為にさばきながらザックに入れていたそうですが、

さばきに使用するナイフをザックの口部分に刃が真上に向くように

固定して歩き続けたそうです。そうすると不思議と”わらい”が

収まったのだそうです。

Aさんとは一度だけ会ったことがあります。

私が小学生の時親父に初めて釣りに連れていってもらった時です。

Aさんの容姿は全く記憶にないのですが、

釣り上げたその場で焼いてくれた鮎の塩焼きの味だけはハッキリと

覚えています。とっても美味しい鮎でした。

その2.

(笑う山)

よく山がわらう、経験しています。

仕事でよく山に入るのですが今でもよく経験します。

私の場合は普段ナタを腰の後ろに吊るしているのですがそれが

横に水平になるように付け替えます。これは地元の元営林署勤めの

老爺から聞いて実践してるおまじないみたいなものです。

木の後追いというのもあります。(林の後追いって言う人もいる)

確かに進んでいるんだけれど周囲の木々が変わらない。

木っていうのは、慣れてない人にはどれも変わらないように見える

と思いますが、葉の付き方、幹の状態それぞれ全く違うんですね。

そんなことがあるから、山の中で正しい道を進んでいるのに

道に迷ったと思われる方がいるのかもしれません。

さあてどちらでしょうか。

気づいたら同じ木が同じ配置で周囲にあったという感じなので。

しばらく歩くと何度も同じ風景が出てくる・・・に近いと思われます。

たぬきに化かされたというものとは違うような気がします。

(化かされたことは無いのですが)初めはぞっとしたもんです。

独特な雰囲気がありますよ。

どちらかというと下山する時に多いので後追いと言っているようです。

危害は特にありません。たまに後追いとわらいがミックスして起こる

ことがあるらしいのですが私は遭遇していません。

後追いに合った時、(これも伝承のおまじないですが)

一度全ての道具を下に置けといわれています。

再び顔を挙げたとき後追いの木は消えているだろうというものです。

+++

この山が笑うと言う経験をした人もかなり多いんです。

風もないのにあたりがざわざわとしたらかなり怖いですよね。

しかし不思議に登山ナイフやなたの刃を上向きにして背負うと

これが消えるそうです。

それに荷物を言ったん下に置くと消えることもあるようです。

どのような意味があるのか分かりませんが・・・

他にもいくつか山に入った時の注意の言い伝えがあるようです。

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(そんな時は死んだふりをするのはどうかな・・・こんなふうにさ・・・って、うす目あけてたらばれちゃうぞあせる

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