山に住む不思議な人々 4 (誰かの目)

みんな元気ですかドキドキ

きのうの続き・・・グッド!

こんなお話しもあるんだよ。

同じく数年前の2ちゃんねるから・・・

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(竹酒の男)

思い出した話があるので書き込みます。

山友達から聞いた話です。

彼は花粉症なのですが山が好きでよく登っていました。

ある日春の山に登ったとき天気もよく夜になっても症状が

治まらなかったので眠れなかったそうです。

仕方なく寝酒を飲みつつ焚き火にあたっていました。

ヘックション!と何度目かのクシャミをすると、

近くの茂みから野太い笑い声がしました。

何者?と思い刃物を持って身構えると、

茂みからは2メートルはあるかと言う様な大男がでてきました。

しかもマタギのような毛皮を着てボサボサの頭、

まるで野人のようだったそうです。

その男は「まあまあ、そう身構えんさんな。」

と方言の訛りで言うと、「あんた、花粉症か?」

と聞いてきたので友人はビビリながら 「そうです。」

と言うと男は「よかったらこの竹酒と

あんたの酒を交換せんか?

この酒は万病に効くぞ。」と言ったそうです。

友人は酒好きだったので、万病に効くと言う事より

「竹酒」と言うのに惹かれて交換し

その夜は大男と飲んでたそうです。

色々なことを聞き、その大男は普通の人間ではない

と言うことや、更に山奥に彼らのような人間の住む

村があることなどを聞いたそうです。

ちなみにその友人は今でこそ登山はしませんが

竹酒のお陰かどうかわかりませんが

それ以来花粉症の症状は出ないそうです。

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僕は思うんだ・・・

これこそまさに「日本昔話」の世界

このお話しの中にはとても深い意味が

隠されているような気がする。

人は都会の便利さに慣れ過ぎて機械仕掛けの

生活にどっぷりとつかり、大自然のサイクルと共に暮らしていた

人間本来の生き方をすっかり忘れてしまったのかもしれない。

このお話しを比喩的な表現だととらえると

違った意味が浮かんで来る気がする。

例えば・・・

マタギのような姿・・・自然と共に生きる人の象徴

大男・・・自然と共に暮らす人の健康な姿

花粉症・・・大自然と切り離されると起きるいろんな病気の事

竹酒・・・大自然の恵みはそれそのものが時には何よりの薬

その男の持つ雰囲気・・・自然と暮らすことの心のゆとり、etc,etc.

今でも・・・誰かの目からみたら・・・

この山の人が本当は普通で都会から来たこの人が

変わった人だとしたら

どうだろう・・・

さてさて、

どのように子供たちに

この「誰かの目」の事を伝えようか・・・

今日は子供の日

イッピーの独り言

(ひょえ~・・・おいらのくらし・・・間違ってるかなぁ~汗

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