みんな元気ですか
きのうの続き・・・
こんなお話しもあるんだよ。
同じく数年前の2ちゃんねるから・・・
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(竹酒の男)
思い出した話があるので書き込みます。
山友達から聞いた話です。
彼は花粉症なのですが山が好きでよく登っていました。
ある日春の山に登ったとき天気もよく夜になっても症状が
治まらなかったので眠れなかったそうです。
仕方なく寝酒を飲みつつ焚き火にあたっていました。
ヘックション!と何度目かのクシャミをすると、
近くの茂みから野太い笑い声がしました。
何者?と思い刃物を持って身構えると、
茂みからは2メートルはあるかと言う様な大男がでてきました。
しかもマタギのような毛皮を着てボサボサの頭、
まるで野人のようだったそうです。
その男は「まあまあ、そう身構えんさんな。」
と方言の訛りで言うと、「あんた、花粉症か?」
と聞いてきたので友人はビビリながら 「そうです。」
と言うと男は「よかったらこの竹酒と
あんたの酒を交換せんか?
この酒は万病に効くぞ。」と言ったそうです。
友人は酒好きだったので、万病に効くと言う事より
「竹酒」と言うのに惹かれて交換し
その夜は大男と飲んでたそうです。
色々なことを聞き、その大男は普通の人間ではない
と言うことや、更に山奥に彼らのような人間の住む
村があることなどを聞いたそうです。
ちなみにその友人は今でこそ登山はしませんが
竹酒のお陰かどうかわかりませんが
それ以来花粉症の症状は出ないそうです。
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僕は思うんだ・・・
これこそまさに「日本昔話」の世界
このお話しの中にはとても深い意味が
隠されているような気がする。
人は都会の便利さに慣れ過ぎて機械仕掛けの
生活にどっぷりとつかり、大自然のサイクルと共に暮らしていた
人間本来の生き方をすっかり忘れてしまったのかもしれない。
このお話しを比喩的な表現だととらえると
違った意味が浮かんで来る気がする。
例えば・・・
マタギのような姿・・・自然と共に生きる人の象徴
大男・・・自然と共に暮らす人の健康な姿
花粉症・・・大自然と切り離されると起きるいろんな病気の事
竹酒・・・大自然の恵みはそれそのものが時には何よりの薬
その男の持つ雰囲気・・・自然と暮らすことの心のゆとり、etc,etc.
今でも・・・誰かの目からみたら・・・
この山の人が本当は普通で都会から来たこの人が
変わった人だとしたら
どうだろう・・・
さてさて、
どのように子供たちに
この「誰かの目」の事を伝えようか・・・
今日は子供の日
(ひょえ~・・・おいらのくらし・・・間違ってるかなぁ~)