みんな元気ですか
きのうの続き・・・
疑問その3.の鳥居だけがここにある理由について。
このあかねさんの葦嶽山(あしたけやま)の写真は隣の山
鬼叫山(きぎょうさん)から撮られたものだと思います。
鬼叫山とは隣にある古代の巨石群の遺跡がある山です。
一見そこから葦嶽山を遥拝するための鳥居のように見えます。
しかしこの鳥居に隣接した神社の建物はないように見えます。
通常このような鳥居には隣接する神社の社(やしろ)があります。
それが祈りの施設には不可欠なのです。
きのうの謎解きで分かったようにこの鳥居は通常の祈りのための
物ではないのです。
おそらくは結界を張るためのものだと思います。
もしそうだとすると一か所だけではなく少なくとも2か所・・・
場合によっては4か所にこのような鳥居があったのではないでしょうか。
葦嶽山を取り囲むように四つの方角に。
4か所と推測する理由ですが、
新しく家を建てるための地鎮祭をみた事がある人もいると思います。
青竹を四隅に立てそれを注連縄(しめなわ)で結びます。
それが結界です。
地鎮祭をとり行っている間まがまがしきものにその土地を
荒らされないようにする
そしてその土地の精霊を鎮め清めるために塩や炭を土地にうずめます。
現代では場合によっては宝石などを埋めることもあります。
しかしこの葦嶽山では意味が少し違うような気がするのです。
そのヒントがウィキぺディアにありました。
ウィキぺディアには地鎮祭に関してこのような説明があります・・・
「関西などの特定の地方によっては伊勢神宮近隣の
浜から砂または塩を取り寄せ四隅に置く場合もある。」・・・と。
この事から以下のの事柄を推測します。
一つにはもともと地鎮祭は伊勢神宮から起こった清めの儀式であると言う事。
それに古代の伊勢神宮はスサノオ・ニギハヤヒとは相対する勢力によっておこされた
創作された神を祭る場所です。
以前ご紹介しましたがアマテラスとは本来ニギハヤヒの長いフルネーム・・・
天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊・・・(あまてる くにてる
ひこ あめのほあかり くしたま ニギハヤヒ の みこと)
の最初の二文字から取ったものでありアマテラスと言う名前は
古事記・日本書紀の創作だと思われます。
ちなみにアマテラスの本当の名前は向津比売命(むかつひめのみこと)
といいます。参照→こちら
さてそろそろ疑問その3の謎解きです。
伊勢神宮を擁した勢力の「清めの儀式」の最大の目的は
スサノオとニギハヤヒを永遠に封じ込めるためのものだった
可能性があるのです。
彼らはスサノオとニギハヤヒには絶対に再度この世に出てきて
欲しくなかったのです。
もともと清めの儀式自体がその土地の神や精霊を封じ込める
意味があるわけです。
「清め」とは本当にお清めなのでしょうか。
土地の精霊がどんなに良い精霊でも清める必要があるのでしょうか。
清めの儀式の意味をよく考えると大いに疑問が残るのです。
葦嶽山を仰ぐ鬼叫山の鳥居は明らかに結界のための鳥居だと
思われます。
なんのためか・・・
葦嶽山の強力な磁力・・・このあたりは庄原帝釈峡の水晶の巨大な鉱脈です・・・
を利用した結界にスサノオという大王を封じ込めるための
封印だと考えるのが自然ではないでしょうか。
それになぜこの葦嶽山の隣の山を
世にも恐ろしい響きの「鬼叫山(きぎょうさん)」と呼んだのでしょうか・・・
続きはまたね・・・
(お化けもちゃんと見ないから怖いんだよ・・・ほら・・・じ~っと見つめると怖くないよ・・・て、マジすか)