レムリア 1

みんな元気ですかラブラブ

編集再放送だよ・・・グッド!

ボクはセドナが大好き。

時々ファルコンになって飛んでゆく。

今日は仲良しの精霊の友達ラヒーリオに会うためじゃない。

ただ大地を感じようと思っただけ。

できれば大地とお話がしたかった。

セドナの昼下がりはとても静か・・・。

あたりに聞こえるのはかすかな風にそよぐ林と小鳥のさえずり。

それに自分の呼吸だけ。

僕は目を閉じる・・・

すると一瞬自分がどこにいるのかと言う感覚が飛んだ

次に僕は全く違う景色の中にいた

何か理由があって見ている景色だと言う事が僕には分かっていた。

と言うのもそんな事が起きるのは初めてじゃなかったから。

緑豊かな景色が広がっている。

そこはまるで森の中。

なまえを知らない大きな葉っぱの木がたくさん。

遠くには白い雪をいただく高い山

すぐそばには多分その山から続く小川が流れている。

ここの空気は肌にちょうど良いくらいの冷たさ

でも日の光がとても暖かく感じる。

僕は小高い岩の上にいる。

周りは森の中。

寺院のような丸い建物が離れた場所にいくつか見える。

ふと人の声が聞こえたような気がした。

僕はなぜだか知らないがそこにいることを知られたくなかった。

その場所の空気はあまりにも精妙で

僕はその雰囲気を壊したくなかった。

僕は岩陰に身をひそめる

そこに3人の女の人がやって来た。

頭からすっぽりかぶるような白いローブをまとっている。

手にはみんなが木の弦で編んだようなカゴを持っている。

遠くに見えている寺院の女性だと思った。

その人たちは3人とも地球のどこでも見たことがないような

綺麗な姿と気高い気品のある顔立ちをしていた。

東洋人とも西洋人ともどちらともつかないような表情をしている。

話をしている声はまるで歌を歌っているように聞こえる。

僕は今見ているこの景色が遠い過去なのか

それとも未来の景色なのか分からなかった。

でも分かったのはその人たちが周りの自然と

すごく調和していると言う事。

なぜならその人たちは

自分たちが歩く細い道の両側に咲く綺麗な花や

なんという種類が分からないけれど

おそらくブナとかナラの一種のような広葉樹の木々に

とても熱心に話しかけていた。

どうやら挨拶を交わしながら

しばらく会わなかった間にその花や木々や森に

どんなことがあったのか

話を聞いてやっているようだった。

綺麗な花たちはすごくおしゃべり

際限なく自分の言葉で話をしたがる

でも後ろの木々がそれをたしなめながら

時には足りない言葉を補ないながら説明をしてあげている。

それを3人の女性たちは微笑みながら聞いている。

木々にとまっている小鳥たちもその話の中にはいろうと待ち構えている。

みんなが自分たちの話を聞いて欲しくてうずうずしているのが分かる。

小鳥たちは・・・彼女たちの気を引こうとして・・・

まわりに落ちている食べごろの木の実を口ばしや足で器用につかんで

女性たちのかごにせっせと運んでいる。

僕はその人たちが一瞬僕みたいな精霊かと思ったけど

そうではない。

彼女たちは人間だった・・・。

うっすらとした光をまとっていた。

この続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(まだ瞑想の世界をさまようボク・・・寝てるんじゃん・・・って突っ込むなあせる

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