みんな元気ですか
映画音楽です・・・
1942年制作の映画カサブランカは70年を経た今でも
多くの部門でベスト10の圏内に入っています。
たとえばアメリカ映画ベスト100の2位
情熱的な映画ベスト100の1位
映画主題歌ベスト100の2位、等など・・・
いまだに熱狂的なファンがアメリカ、ヨーロッパにいます。
この画像を見ても「なるほど」です。
主演のハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンの
二人のしびれるような大人の雰囲気と情熱的な恋の物語は
いつまでも多くの人を魅了しています。
この映画では雨の場面がとても効果的に使われています。
雨は感情の移り変わりのヒントに使われているような気がします。
そして時の流れを示唆しているのかもしれません・・・。
主題歌のタイトルにその意味が込められていると思います。
サウンドトラックから「As Time Goes By」です。
映像は彼女がピアノマンに恋人との思い出の歌をリクエスト
するところから始まります。
そこへ思いがけない人があらわれるんです・・・。
上のAs Time Goes Byの中に
「A kiss is just a kiss・・・」という歌詞があります。
その部分を引用したアンサー・ソングのようになっているのが
下の歌です。
邦題は「哀愁のカサブランカ」です。
郷ひろみも歌っていました。
そう言えば沢田研二もこの映画にちなんだ歌を歌っていました。
カサブランカダンディーという曲でした。
「♪ボーギーボーギー あんたの時代は良かった・・・」
という歌詞が出てくるのを覚えていいる人もいるでしょうね。
あの「ボーギー」はこの映画のハンフリー・ボガードの事なんです・・・。
余談ですがイッピーの小説「地球(テラ)の旅立ち」に出てくる
パリの芸術の精霊ジュヌビエーブを思い出します。
彼女が亡くなった時の設定がこの映画の
時代背景と似ているんです。
それに川の流れが時間を意味するところも・・・