みんな元気ですか
昔の映画から・・・
マーク・レスターとトレーシー・ハイドの二人が
本当にかわいらしい恋人同士を演じた映画です。
邦題は「小さな恋のメロディー」でした。
この動画の初めに出てくる男の子は彼のともだちです。
遊びに行こうよと誘いますが乗ってきません。
待っていてくれた彼女の方が大切になってしまったんです・・・。
それでも友達は一緒に遊ぶ事をあきらめきれません。
だって女の子のほうが自分より強い引力を持っているなんて
信じられないから・・・。
場面が変わって・・・
二人は墓地で一つのリンゴを二人で食べています。
その前にある墓碑をみて女の子は小さな彼に尋ねます・・・。
「このお墓の人は50年も奥さんを愛していたのね。
「ねえ、この人みたいに50年たっても私を愛してくれる」
「ああ、そうするよ」
「嘘よ、50年たったらみんな変わってしまうわ・・・」
「そんなことないよ・・・」
歌のタイトルは「First Of May」
Bee Geesのきれいなハーモニーが心に残ります。
この歌の歌詞は最後にはこう言っているんです。
「幼い初恋は実ることがない。
時が経つと、遠くからやって来た知らない誰かが
間にいつか割り込んでくるから・・・」
この映画には時間が封じ込められています。
きれいな花が咲き乱れる場面がたくさん出てきます。
ラストシーンを覚えている人もいるかもしれませんね。
二人がトロッコに乗って大人から逃げるんです。
その線路はどこまで行っても交わることのない
二人の未来を暗示しているかのようです。
でもその時トロッコは確かに二人を乗せて
走っていたんです・・・
咲き乱れていた花の命が短くはかなく散ってしまうように
小さな恋もやがて終わりを告げるんです。
二人はやがて別々に
大人の階段を上って行くんです・・・。
（ボクにも天使の恋人がいるんだよ・・・）
