みんな元気ですか
前回の続き・・・
ボクは以前こんなお話を書きました。
単純な比較をすると信仰者には叱られるかもしれませんが
キリストは天性の聖人であり超能力者だったという評価があります。
つまり生まれながらにして神のみ使いでした。
それに比較して釈迦はあらゆる修行をしてそれを身に付けたと
言われています。もちろん釈迦の達した悟りの境地や残した言葉の
味わい深さを思うとはたしてこれが修行のみで達することができる
境地だろうかと思わないでもありません。
生まれてすぐに東西南北に7歩あるき「天上天下唯我独尊」と
言った事とかを信じれば必ずしも後天的に身に付けた能力とは
言えないのかもしれませんが。
話は変わりますが・・・
カルロス・カスタネダというカリフォルニア大学の
文化人類学を学んでいた学生が
メキシコのヤキ・インディアンのメディスンマンのドン・ファンという
人に師事し、たくさんの不思議な能力を身に付けたと言う話を
数冊の本に書きのこしています。
シリーズで10冊くらいありますがそのうちの一つがこれ・・・
- 呪術師と私―ドン・ファンの教え/真崎 義博
- ¥2,310
- Amazon.co.jp
例えば・・・
自分が鳥になって空から地上を観察する方法とか・・・
樹木に変身する方法・・・
邪悪な風から身を守る方法・・・
遠くの山まで一瞬で移動する方法・・・
寒い冬の夜に裸で火も使わず凍えない方法・・・
等々、かなり多方面の修行を積んだ話が出て来ます。
興味深いのはどれもチベット密教の修行と非常によく似ているんです。
まるでおなじ「術」がたくさん出て来るんです。
さらに・・・そのほとんどは日本の修験道にもあるんです。
日本にも実際その中のいくつかの術を今でも使える人がいると
聞いたことがあります。
例えば・・・
細い山道で老人が元気な若者たちの前を歩いている
彼らがその老人を追い越して随分遠くまで来てみると
同じ老人がゆっくりと自分達の前を歩いていた・・・
続きはまたね・・・
(理屈で説明できないことが・・・たくさんある・・・だから面白いんだ)