みんな元気ですか
日本昔話からもう一つ・・・
笠地蔵って聞いたことがありませんか・・・
こんなお話でした。
むかし、むかし、ひと里離れた山の奥におじいさんとおばあさんが
住んでいました。年も迫った大晦日、おじいさんは雪の中をたきぎを
売りに町に出かけて行きました。途中、雪で埋もれかけた六つの
お地蔵さんを見かけました。雪を払ってやり、こう言いました。
「笠がなくて寒いじゃろう。町で買ってきてやるからな。」
たきぎを売ったわずかなお金で家のものと笠を六つ買いました。
帰り道、お地蔵さんの頭に笠をかけてやりました。
おじいさんはおばあさんにこの話をすると、おばあさんはとても
喜んでくれました。「おじいさん、いいことしたね。」そして床に入りました。
その晩のことです。誰かが歌を歌いながら家の方にやってきます。
「親切なおじいさんの家はどこかいな。笠をかけてくれてありがたい。
親切なおじいさんの家はどこかいな。笠をかけてくれてありがたい。」
声はだんだんと大きくなって、おじいさんの家の前まで来ました。
入り口をあけると米俵が六つ置いてありました。
(日本昔話 「笠地蔵」より)
昔はお地蔵さんがどこの村にもありました。
お地蔵さんは中心から離れて、村への入口にかならずありました。
だから昔の旅人はお地蔵さんがある場所が
次の村への入口だって分かるんです。
都会では住宅が密集して今ではその意味もなにも分かりません。
通り過ぎてもそこにあることすら気がつかないくらいに
忘れられた存在です。
現代になってその数はかなり失われたと思えますが
いまでも多く残されています。
ちなみにウィキペディアでしらべると以下のご利益を
もたらすとあります。
QUOTE:
功徳利益
地蔵菩薩本願経には、二十八種利益と七種利益が説かれている。
- 二十八種利益
天龍護念(天龍が保護してくれる)
善果日増(善いカルマが日々増していく)
集聖上因(聖にして上なるカルマが集まってくる)
菩提不退(悟りの境地から後退しない)
衣食豊足(衣服や食物に満ち足りる)
疾疫不臨(疫病にかからない)
離水火災(水難や火災を免れる)
無盗賊厄(盗賊による災厄に遭わない)
人見欽敬(人々が敬意を払って見てくれる)
神鬼助持(神霊が助けてくれる)
女転男身(女性から男性になれる)
為王臣女(王や大臣の令嬢になれる)
端正相好(端正な容貌に恵まれる)
多生天上(何度でも天上に生まれ変わる)
或為帝王(あるいは人間界に生まれ変わって帝王になる)
宿智命通(カルマを知る智慧を持ち、カルマに通ずる)
有求皆従(要求があれば皆が従ってくれる)
眷属歓楽(眷属が喜んでくれる)
諸横消滅(諸々の理不尽なことが消滅していく)
業道永除(カルマが永久に除かれる)
去処盡通(赴く場所にうまくいく)
夜夢安楽(夜は夢が楽しめる)
先亡離苦(先祖が苦しみから解放される)
宿福受生(幸福になる運命の人生を授かる)
諸聖讃歎(諸聖人が讃えてくれる)
聰明利根(聡明で利発になる)
饒慈愍心(慈悲の心に溢れる)
畢竟成佛(必ず仏になる)
- 七種利益
速超聖地(速やかに聖地を超える)
悪業消滅(悪いカルマが消滅する)
諸佛護臨(諸々の仏が護ってくれる)
菩提不退(悟りの境地から後退しない)
増長本力(本来持っていた能力が増幅される)
宿命皆通(カルマの全てに通ずる)
畢竟成佛(必ず仏になる)
UNQUOTE:
お地蔵さんは菩薩の位を持っています。
それはとても高い位なんです。
観音様とかの位と同じなんです。
お地蔵さんに助けてもらいたいときには以下の
ご霊呪(ご真言)をお唱えすると助けてもらえるそうです・・・
「おん かかかびい さんまゑいそわか」
ちなみに「ゑ」の文字は「い」と「え」の間のような音です。
つまり「い」の口をして「え」の音を出すとそれに近くなります。
ボクは思うんだ・・・
あの地震の予知で有名な「照さん」は最近しきりに近い将来
「水」がダイヤモンドと同じくらいに貴重になる時が来ると
言っている。地球規模で飲み水に何かが起きるらしい・・・。
その時のためにお地蔵さんはいるのかもしれない・・・って。
お地蔵さんはもしかして宇宙連合が地球に設置した危機観測
のための装置かもしれない。
でも観測機は雪の低温が弱点なんだ。
だからこの昔話のおじいさんが頭に積もった雪を払って
あげたらお地蔵さんは喜んだんだ。
観測性能が落ちないで済んだから・・・な~んてね!
太陽の巨大フレアの影響が地球に来ないように防いだり
宇宙連合の動きが最近せわしなくなっているようだ・・・。
参照→こちら
あっ、言い忘れたけど・・・
お地蔵さんは地面の下(冥界)とも深く関係しているんだよ・・・
地面の下の地獄の中で水が欲しくて乾いた人に
水を配ったりもするんだ・・・。
(お地蔵さまと夢の中で遊ぶボク・・・かくれんぼだよ・・・)