みんな元気ですか
そろそろ本題のイルカのはなし・・・
イルカは動物の中では特に知能が高いといわれています。
彼らは頻繁に声を出して遠く離れた仲間と会話をします。
しかし彼らは人間のような単語から成り立つ言葉を持ちません。
これは実はレムリア人の会話方式とほとんど同じように思えます。
レムリアでも単語からなる言葉はなかったようなんです。
このシリーズの前の章でも述べましたが彼らの会話は
対象物のエネルギーつまり波動に同調して相手が何を考えているか、
あるいは相手がどのような感情を持っているのかを感じ取ることに
よって成り立っていたのです。
日本のある国立大学の研究ではイルカは何キロも離れた仲間と
コミュニケーションが出来ることが分かっています。
イルカの発する音声を長期間分析したところ同じ波形が全くなかった
と言います。これが何を意味するのかというと・・・
もしイルカが単語からなる言語を持っているとすると必ず同じ波形が
表れるはずですがこれが見つかりませんでした。
人間の会話の音声の場合には必ず同じ波長・波形が表れます。
共通の単語を使うからです。
そこから導き出された推論ですが・・・。
彼らが発する超音波の波形は言葉を伝えるというよりは
人間の通常の会話にはない映像のようなものを伝えあっている
可能性が高い事が分かっています。まるで大容量の情報を一挙に
電送する電子コミュニケーションの世界のようです。
彼らは言語ではなくビジョンで会話をしているのです。
この会話方式はレムリア人と同じなんです。
この会話能力は実は一部人間にも残っています。
人間は例えば自分の小さい頃の事を記憶として思い出すときには
言葉よりも映像のようなイメージを優先させます。
その時には脳の内部では言語野と違った部分が働きます。
この映像の記憶には色や音や場合によっては香りも伴います。
小さい頃に感じた母親の香りや、夢中で遊んだシャボン玉の匂いを
覚えている人もいると思います。あるいは恋人と聞いた音楽も
記憶には鮮明に残ることがあります。
この「色」や「音」や「香り」あるいは場合によっては「暖かさ」などは
すべて「波動」と関係しています。
これらを総合してビジョンとして記憶しているんです。
人は脳の内部での言語野の発達によってこのビジョンを使う必要が
相対的になくなりました。だからレムリアの会話方式もイルカの会話
方式も想像の中の世界です。
おなじ体験を共有することはもうありません・・・。
それに・・・
イルカの音声を聴きとる実験では、人の可聴範囲を超えて、
機械に聞こえるいわゆる「超音波」までが調査研究出来る限界です。
それ以外の、あるいはそれを超えるもの・・・
例えばエネルギーそのもののやり取りなどは、
もしあったとしても大学の研究室には調べる方法がありません。
しかし・・・
その未知の部分こそがイルカの能力のヒミツかも知れません。
彼らは3億年ともいわれる進化の道を歩んで来たんです。
人類と比べたら気の遠くなるような時間なんです・・・
続きはまたね・・・
(ほぇ~・・・)