陰陽師の謎 29 二ギハヤヒとローリング・サンダー

みんな元気ですかドキドキ

昨日のつづき・・・グッド!

スサノオ・二ギハヤヒの時代には大自然は人々に豊穣の

恵みをもたらす源でした。人々は大地に感謝を捧げました。

為政者は大自然の声を聞きました。その時代・・・雷を伴う雨は

稲作のためにどうしても必要な大自然の恵みでした。

そのためにその時代から雷は「稲妻」と呼ばれていました。

稲の豊作を支える妻だったのです。稲光は稲の発育を

促進したのです。それを教えたのはスサノオでした。

このためスサノオは別名を雷神=イカズチノカミと呼ばれていました。

スサノオは雷は感謝こそすれ恐れるものではないことを人々に

教えたのです。しかし後世スサノオは雷のようにあらぶる神に

すり替えられてしまいました。今でも農村では雷の後には稲が

勢いよく育つことが広く知られています・・・。

一方・・・

息子二ギハヤヒは大神神社おいて4月18日を花鎮祭り・・・

(はなしずめのまつり)の日と定めました。この日は

スサノオ・二ギハヤヒとご縁を持つ日本全国の多くの神社でご祭礼が

執り行われるようになりました。このご祭礼は今日までの長きにわたり

続いています。この日は植物、なかでもとりわけ薬草に感謝をささげる

ための日となりました。

一見脈絡が無いように見えますが・・・

アメリカ先住民族の最後のメディスンマンのローリング・サンダーを

思い出します。

ローリング・サンダー―メディスン・パワーの探究 (mind books)/平河出版社

¥2,345

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この本の中でメディスンマンのローリング・サンダーが

薬草を取りに行くときのお話が出てきます。

彼は薬草の前にひざまずくと薬草のボスに祈りを捧げます。

「仲間の病気を治すためにどうしてもお前(薬草)の仲間を2~3本

別けてほしい。決して無駄に多くは取らないから・・・」

するとそれまで薬草のブッシュを守っていたや藪蚊の大群が

サッと左右に分かれてまるで扉が開くようにローリング・サンダーの

ために薬草が採れるように道を開けたのです・・・。

ローリング・サンダーは大地や小鳥や雲と話をします。

どこに行けば仲間と自分に必要な食料を確保するために狩りが

出来るか風や樹木に聞きます。そこに迷うことなく彼は歩いて

行きます。すると野生のシカが彼の前に自ら現れるのです。

そのシカは決して逃げることがありませんでした・・・。

二ギハヤヒの花鎮めの祭りは、このローリング・サンダーが

大自然と話をする場面と重なるのです・・・。

ちなみにローリング・サンダーとは「雷の神」です・・・。

二ギハヤヒも大自然と

そして薬草と会話をしていたと思えるのです。

友人として・・・

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(ローリング・サンダーが元気だったころの写真・・・グッド!

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