みんな元気ですか
さらに話を進めます・・・
世界の古代文明の中でもインドには比較的多くの伝承や
書き物が残されています。その中にはおよそ1万年前まで
さかのぼる伝承もあるとされています。ヒンドゥー教がインドの
もともとの宗教ですが、これは特定の神を崇めるものでは
ありません。ヒンドゥーとは「インド」が転訛したものだと言われて
います。もともとあった文明圏を指す言葉なんです。
つまり宗教に関する言い伝えと言うよりは「文明」に関する
伝承が書き残されていると言った方がより的確かもしれません。
伝承はインド古代文明の多くの概要を伝えています。
ラーマーヤナやマハーバーラタなどの宗教的色彩の強いものから
さらには科学的内容を主とするスーリヤシッダンタなど多種多様の
文献があります。その中には航空機(ヴィマーナと呼ばれる)、
ミサイル、戦車、電話、照明機器あるいは現代に引けを取らない
自動器機があり、天文、物理、地理、科学が非常に発達していたと
解釈されるものが多くあります。
最初の章でもお伝えしましたがハンコックはインドの南の海底で
大規模な潜水調査を数回にわたって行いました。
イギリス人ダイバーの仲間とインドの考古学チームを編成しました。
約30メートルの海底に5キロに渡る大規模な都市構造の海底遺跡を
発見したのです。その深度からおそらく大洪水の時に沈んだ文明だと
結論付けています。(1万2千年前に水位が120メートル上昇した
形跡が世界中で認められています。)1990年代の事です。
しかしこれも不可解な事にその後の調査が
ぱたりと止まっているのです。
考古学界は興味を示さないのです。
実はその調査の後に興味深いことが起こりました。
今世紀に入り、あのスマトラ沖で巨大地震がおきた時に
インドの近海も大きな津波に襲われました。
津波が来る時にはその前兆で海の水が一旦大きく引きます。
スマトラでは広範囲にわたり潮水が引いたので歩いて沖に
魚を捕りに行った観光客が数名いました。
津波の事を知らないが故の悲劇です。
インドの南の海岸線もこの時に大津波に襲われました。
はるか沖まで一旦海の水が引きます。
その時に、それまで誰も見たこともない海底が出現します。
なんと海底遺跡が全容を現わしたのです。
多くの目撃者がいます。もちろん大騒ぎになりました。
巨大な都市構造が突然海の中から姿を現したのです。
写真に収めた人も多くいました。
これで政府も無視できなくなってしまったのです。
調査団を派遣します。
インドの考古学者が中心のチーム編成です。
しかしここでまた不可解な事が起きました。
そのチームはなんと海底3メートルくらいのことろを調査しただけで
お茶をにごし・・・というか海の底をにごし(・・・あは!)
遺跡がある30メートルの深度まで調べようとしませんでした。
こうなるともう意図的に調べる気がないことがあからさまです。
逆に・・・当然そこに何があるかを十分知っていて
それが明らかになることをおそれ「隠そうとした」としか
思えないのです。
その後もこの調査に関する正式な発表はもちろんありません。
再調査の予定も全くないようです。
これもまた不可解なんです・・・。
続きはまたね・・・
Source: Setting History Free: Graham hancock&Davic Wilcock
(クリック拡大)
(インド・デリー郊外世界遺産クトゥブミナールにある鉄柱。
1500年錆びない不思議な鉄でできている。鉄の純度が高く
わずかに混じった合金がその秘密。古代文明の遺産。)