みんな元気ですか
きのうのう続き・・・
説明文と比較するするためにもう一度昨日の
アレシボメッセージの写真を下に掲載します。
アレシボメッセージが発信された4年後にカール・セイガン博士が
自らこの宇宙に向けて発信したメッセージに書かれた内容を
説明しています。それによりますと・・・
「地球での数字の数え方、人間がこんな形をしているという事、
人体を構成するDNA遺伝子についてそれを構成する原子が
水素、炭素、窒素、酸素、リンという5種類の原子が重視され、
それが構成するチミン、アデニン、グアニン、シトシンという
塩基分子と糖とリン酸が交互に連結してできる「鎖」が長い
DNA分子を作っていて、さらにそれが40億個の構成単位から
組み立てられていること。DNA分子の形は2重らせん構造を
していること。メッセージの真ん中に(へたくそなな絵で)
描かれている生物にとって重要な役割を果たしていること。
その平均身長がこの電波の波長の4個分(5フィートと9.5インチ)
(注:約171センチ)。我々の恒星から3番目の惑星に40億(人)ほど
生息していること。(注:当時の世界人口です)
恒星は全部で9個の惑星を従えていて、外側には4個の大きな
惑星があり、さらにその外側には小さい惑星があります。
このメッセージは、この電波の波長の2430個分(1004フィート)
(注:約306メートル)の直径を持つ電波望遠鏡であなたに送信されました。
敬具」
という内容が書かれています。
上の写真と対比するとこの説明文と一致することがおよそお分かり
いただけると思います。
さて・・・
チルボルトンの図形をもう一度掲載します。
この図形で目を引く違いが、DNAのらせん構造などいくつかありますが、
このチルボルトンのミステリーサークルが我々より進んだ文明をもつ
知的生命体の返信であることを示す重要な情報があります。
それは生物を構成する分子の種類です。アレシボメッセージが
発信された当時はそれが水素、炭素、窒素、酸素、リンから成り立っている
と信じられていました。しかしこのチルボルトンの返信メッセージには
それに加えて原子番号14番のケイ素が加えてありました。
今ではケイ素はなければ骨がゴムのようになってしまう事が知られて
いますが当時はそれが広く知られてはいませんでした。
しかもこれが原子番号8の酸素と原子番号15のリンの間に正しく
挿入されていたのです。
さらにDNAのらせん構造ですが返信メッセージのものは左側の
3重らせんと右側の2重らせんが結合している図を示しています。
このDNAの構造は今でも広く知られてはいませんが実は論理的には
存在することが最近分かったのです。2001年当時では未知の構造でした。
さて、注目すべきもう一つのポイントですが・・・
地球から送信されたアレシボメッセージの中には
人間の絵と身長が描かれています。
ではチルボルトンの返信メッセージの中に書かれている絵は
どうなっているのでしょうか。
返信メッセージの中の生物の絵は3フィート4インチであると
解釈されています。
およそ101.6センチです・・・
さらに続きます・・・
(おいらにもお返事くるかなぁ~・・・)