神々の血脈 番外編 鬼門の謎 後篇

みんな元気ですかドキドキ

鬼門と宇宙の回転エネルギー・・・グッド!

二ギハヤヒは当時の日本で最高のいやしろちに都を定めました。

大和の地、奈良県桜井の三輪山の大神神社のある場所を選びました。

富士の山頂から届く龍脈の巨大なエネルギーが竜骨を通り

地下をめぐり地表に噴出する場所でした。

後世、為政者の都合でこの鬼門の意味がすり替えられました。

それ以前の呼び名は「鬼門」ですらなかったかもしれません・・・。

それが現代にまで伝わり、曲がって信じられているのです。

徐福が下地を作りスサノオ・二ギハヤヒが巨大な竜骨に

宇宙からのエネルギーを通しました。

スサノオ・二ギハヤヒは農耕・豊穣の神です。

日本中いたるところで稲作を奨励しました。

ちなみに雷は稲妻といいます。雷が鳴ると稲がよく育ちます。

当時は稲とカミナリと龍神は3位一体でした。

スサノオは「たかおかみのかみ」そして二ギハヤヒは

「くらおかみのかみ」という別名を持っています。

たかおかみ・くらおかみはともに龍神を意味します。

ふたりは熱心にハゲ山に植林し緑の山に変えてゆきました。

これが海を豊かにする事も知っていました。

結果として日本の海は今までに見たことが無いくらいに豊かな漁場に

変貌しました。

もちろん稲作のための灌漑治水の大工事も各地で行いました。

加えて外国との貿易のために水路も作りました。

大和川を整備し、瀬戸内海から直接今の奈良県桜井市まで船が

通れるくらいの水路を完成させたのです。

大阪湾は今は埋め立てられていますが、当時はかなり奥まで

海でした。大竜骨にエネルギーが通ったからこそ日本中を緑に

変える事が出来たのです。

さて・・・

時は移り変わり藤原氏の世になった時に彼らは過去のスサノオ・

二ギハヤヒ及び一族の物部氏の痕跡をことごとく消し去ろうとしました。

藤原氏は仏教を奉じました。大自然の神を敬うスサノオ・二ギハヤヒの

影響は絶対に排除しなければなりませんでした。

このために古事記・日本書紀を完成させスサノオを荒くれた乱暴者という

設定にして、同時に二ギハヤヒの名前を全国の神社から消しました。

各地の神社の彼らに関する言い伝えの書をすべて焼き払うように

勅令を出しました。

さらにスサノオ・二ギハヤヒを封印するための

最大の作業が残っていました・・・。

スサノオ・二ギハヤヒが造った大竜骨の封印です。

このエネルギーを滞らせる為に最大の効果的な方法は都への龍脈の

エネルギー流入のポイントを塞ぐ事です。

常に流れ込む新鮮なエネルギーを塞いで止めることです。

このポイントこそが「鬼門」となりました。

ちなみに・・・

当時の「鬼」という言葉は単純に「外からのもの」という程の意味でした。

今でも香港で使う広東語では外国人の事を「グワイロー」といいます。

白人であれ日本人であれ「グワイロー」です。

漢字で書くと「鬼郎」となります。

ちなみに女性は「鬼婆」です・・・あは!

漢字のイメージは日本人にとっては屈辱的ですが・・・。

つまり始めは鬼門は外・・・宇宙・・・からのエネルギーが

くぐりぬけてはいって来る門だったのです。

話を戻します・・・

封印のためにスサノオ・二ギハヤヒの作った国に流れ込む大自然の

龍脈のエネルギーをとめるために結界が張り巡らされました。

奈良・桜井市から見た鬼門の方角です。

それが京都の街です。

京都は鴨川を利用した複雑なエネルギー構成をしています。

そこでエネルギーの流れを止めるために必要な構造でした。

結界とは外からエネルギーの流入をとめるための仕掛けです。

エネルギーによい悪いはありません・・・。

止まれば大自然は滞ります。

しかし反対に内向きの文化は発展します。

それ以来世界は・・・

人間中心の内向きの文化を発展させる構造になりました。

鬼門が完成したのです・・・。

下の絵で鬼門が回転エネルギーを封じるものだと言う

事がわかるかもしれません・・・。

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