みんな元気ですか
動物のトモダチのおはなし・・・
野生の動物が人間と友達になる事はまれにあります。
しかし・・・
野生の動物が友達を作ると言う事はもしかしたら
人間が友人を作るとい事とは同じではないのかもしれません。
動物が人間を友人として認める時。
それは時として自分の命を差し出してまで相手を
つまり人間の友人を守る覚悟をしているのかもしれないと
思わせる時があります。
以下編集再掲載です。
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時に人間は野生の動物とも友達になれます。
野生のイルカはもちろんゾウやゴリラでさえも。
心が通えば・・・。
アラスカのイヌイットのある海洋生物学者が大きな
ゾウアザラシと海で何度も会っているうちに友達になりました。
ゾウアザラシは本当に体が大きいんです。
でもその人は恐れずに何度も近づいてみました。
何度目かにやっとアザラシは警戒心を解いてくれたんです。
その人が友達になりたくて近づいてきていることが
分かったんです。
するとある時信じられない事がおきました。
アザラシが自分が捕まえたえさを彼に持ってくるように
なったんです。しかも会うたびに毎回・・・。
人間が野生の動物にえさをあげることはあります。
でもその反対に野生の動物が人間に食べ物を差し出すことは
本当にめずらしいのです。野生の動物にとってえさは時には
自分の命と引き換えなんです。
そんな風にまるで奇跡のような事が起きることがあります。
心が通えば・・・。
こんな話もあります。
あるお家でネコを飼っていました。
日本の普通のお家のお話です。
その家には中学生の子供がいました。
そのネコと同じくらいの年令でした。
ネコはその子を自分の子供のように思っているようでした。
子供が友達を連れてきて家で遊んでいると
そのネコは時々彼の友達に自分がためておいたニボシを
運んできて友達のそばに置いて行くんです。
そしてしばらくそれを見守ります。
遠慮しないで食べていいからと言っているようです。
そのネコは自分の子供の友達を
おもてなししていたんです。
そんな光景を時々見る事があります。
心が通えば・・・
(お出かけしたパパの帰りを玄関でいつまでも待つボク・・・)