みんな元気ですか
古代エジプトの神のこと・・・
古代エジプトの謎です。
以前も別のシリーズでご紹介しましたが・・・
下はエジプトの冥界の神オシリスのレリーフの写真です。
この絵の最大の特徴は彼の皮膚の色にあります。
ペールグリーンをしています。
あの大きな頭もしています。
しかしこの皮膚の色をしている古代エジプト関係の人物は
他には見当たりません。
他の絵の写真も参考のために掲載します。
上の絵は死者に対して、日本で言えば閻魔大王の役目をオシリスが
しているところです。死者が生前にどのような事をしたのか、また
ウソをついていないかどうかを吟味しているところです。
「エジプトの死者の書」に出てくる一場面を描いています。
ここでも皮膚の色がグリーンです。
これも別の「死者の書」に出てくる場面です。
やはり皮膚の色はグリーンです。
これはホルス神とアヌビス神を従えるオシリス神です。
どの絵も皮膚の色がグリーンであの大きな頭をしています。
果たしてオシリスは実在していたのでしょうか。
冥界の王だけに真実は闇の中ですが
これだけの証拠がそろっている所から見ると実在しなかった
と言いきるのにはかなり無理があります。
そうであるならば
この大きな頭と皮膚の色がグリーンであると言う事は
人間とは明らかに違います。
冥界の王だからこの色にしたんだ・・・
と言われればそうかもしれません。
しかし、そうであるならば違う理由で・・・つまりこれが
本当のオシリスの皮膚の色だった可能性も同じ程度あります。
さて、一説にはアケナートンの父親はオシリス神です。
現代のヒトの寿命の常識から行くとアケナートンの父親は
アメンヘテプ3世と言う事になりますが、これを真実とする
根拠は極めて曖昧です。当時は兄妹同士の結婚などが普通に
行われていました。例えばオシリスの妻はイシスですが
二人は兄妹です。時代的にはオシリスがアケナートンの時代に
いなかったという証明は出来ないのです。特にこの頃の
ヒト(?)の寿命は旧約聖書を見ても1000年を超える事も
普通にあったのです。つまりアケナートンは神(とされるヒト?)から
生まれている可能性があります。
日本でも古代天皇が神の系譜を持っていることと似ています。
絶対的権力者は自分の出自を神格化したがると言う事
かもしれません。しかしこのような物語の中には一筋の
真実が常に含まれています。
全く根拠のない作り話はなかなか設定しにくいものです。
さらに・・・
これらの状況証拠は今までの考古学の説明からすると
なかなか受け入れがたいものです。
非常に高い常識の壁が立ちふさがります。
古代人の寿命の事。
親子兄弟姉妹だけではなく、世代を飛び超えた近親婚の事。
それにあの大きな頭のことなどは遺伝学上の常識では
受け入れる事は出来ません。
しかし・・・
事実は厳然として事実なのです。
常識の壁を一旦取りはずしてみます・・・
そしてこれらの事をすべて真実として受け入れるとすると
ピラミッドに関する驚くべき事が浮かび上がってくるのです。
オシリス神は冥界とこの世を行き来していました。
彼は本当はこの世とどこの世界を
行き来していたのでしょうか。
続きはまたね・・・
(太陽?に祈りをささげるアケナートン)