謎のテンプル騎士団

みんな元気ですか ドキドキ

フリーメイソンとピラミッドとテンプル騎士団・・・グッド!

昨日はロンドンのホテルでイッピーパパが実際に遭遇した

幽霊の中世の騎士のお話をしました。

強い理由はありませんがその風貌からテンプル騎士団の一人の

ような気がしました。そのつながりで今日はテンプル騎士団の

お話しです。

テンプル騎士団はフリーメイソンの前身とも言われています。

そのフリーメイソンを理解するのには歴史をかなりさかのぼる必要が

あります。一般的にはフリーメイソンはもともとヨーロッパにあった

石工同盟がその前身と言われています。

下は彼らのシンボルマークです。

イッピーの独り言

有名なコンパスと定規のシンボルですが真ん中のGの文字は

神を表すという説もあります。通常はグランド・ロッジと言う彼らの

大集会所を指すようです。

日本にも東京の麻布狸穴(あざぶまみあな)に彼らのグランド・ロッジ

のビルがあります。大きなアメリカン・クラブの施設の近くです。

彼らはピラミッドの建設技術やスフィンクスの地下通路や同じく

聖なる記録の保管庫に並々ならぬ関心を抱いていた形跡があります。

フリーメイソンの前身は中世十字軍の時代までさかのぼります。

十字軍にはいくつかのグループがありました。

その中でもフランスとイギリスに拠点を置いたテンプル騎士団は

最強の軍事勢力でした。1100年代の前半からフランス王フィりップ4世に

よって滅ぼされるまで200年のあいだ組織を保っていました。

キリストの遺骨があるとされるエルサレムへの巡礼を守るという

理由で多くの財宝や土地の寄進を受け巨大な富を持っていたからです。

当時フィリップ4世は財政に困窮していました。

税収に困窮していたフィリップ4世の陰謀によってすべての財産を

没収されたのです。

下はテンプル騎士団の団旗です。

イッピーの独り言

そのテンプル騎士団はフランスのパリに本部がありましたが

イギリスとエジプトにも本拠地を置いていました。

フランスの本部は国王フィリップ4世によって壊滅させられましたが

イギリスの一部とエジプトとにあった本拠地は生き残ったのです。

エジプトに本拠地を置いた目的は普通に考えると少し謎です。

中世のキリスト教の巡礼はエルサレムに向かいます。

エジプトはその道からはどう見てもはずれているのです。

彼らには目的がありました。キリストの「聖なる遺骨」とさらに

「失われたアーク」を探す事が目的だったのです。

失われたアークについては当時エジプトから隣国のエチオピアに

運ばれていると信じられていたふしがありました。

ご興味があれば以下の本にエチオピア説が詳しく載っています。

著者はグレアム・ハンコックです。

神の刻印 (上)/凱風社

さて、エジプトに本拠地を置いたテンプル騎士団がピラミッドと

スフィンクスの事に非常に興味を持って調べた事は疑う余地は

ありません。そもそもギリシャ時代から古代の文献には

スフィンクスの地下に通路があり、いたるところに古代の叡智の

秘密の保管庫があるという記述がありました。

フリーメイソンは当然そのことを知っていました。

この情報を手にしたフリーメイソンはあからさまにスフィンクスの

地下通路の秘密を手に入れる事を宣言しています。

余談ですが・・・

フィリップ4世はもしかしたらピラミッドとスフィンクスの秘密を

テンプル騎士団から聞き出して自分のものにしようとした形跡が

あります。歴史の真実は闇の中です。フィリップ4世が本当に

一人じめしたかったのはスフィンクスの秘密かもしれません。

その秘密はフランスの王家に伝わりました。

後の時代ナポレオンがピラミッドに異常な執着を燃やしています。

自ら軍隊を率いてエジプトにまで遠征しています。

パリにはコンルド広場にエジプトから略奪してきたオベリスク

が今でもそびえ立っています。

(クリック拡大)

イッピーの独り言

(コンコルド広場のオベリスク・・・この右側がシャンゼリゼ通り。

左側がルーブル美術館)

テンプル騎士団とピラミッドとフリーメイソンは歴史の闇の中で

明らかにつながっています。

そのテンプル騎士団の指導者達はフィリップ4世によって

捕えられ、多くは「石」の牢獄の中で悲惨な最期を遂げています。

彼らが亡霊になって彷徨うのにはそんな背景があるのです。

これでテンプル騎士団の名前を覚えた人はどうぞポチを!

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