天使の学校 18 番外編 虹の橋と天使の学校

みんな元気ですかドキドキ

虹の橋から天使の学校に行く子たちのこと・・・グッド!

虹の橋には色んな子がいます。

中には沢山の魂の経験を通じて霊格がとても高い子も。

動物として最後の経験を地球で終わった子もいるんです。

そんな子はたいてい地球での最後のお役目を終えて早々と

虹の橋に戻って来ます。そして天使の学校への入学を

許される子もいます。

飼い主さんの犠牲になって命を救ってあげたとか、

あるいは何か人間の役に立つ事をして、多くの人間に

感動を与えたとかという経験を持つ子もいます。

そしてケンタのように・・・

人間の魂の成長を特に助けたような存在もいるんです。

前回のお話のお彼岸の動物霊園でペットたちとのお別れ会の時、

息をきらしながら走って来てやっと間に合った小さな女の子

それがクッキー。

ケンタは自分はわんこだけど人間の女の子のクッキーを妹だと思って

いつも可愛がっていました。

クッキーが生まれた時からずっと一緒でした。

クッキーは赤ちゃんの時、触るものを何でも口に入れる癖がありました。

そんな時もケンタはいつもクッキーと一緒にいて

あぶない物をクッキーがかじらないように注意をしていました。

女の子は少しおねえちゃんになってもかじれるビスケットが大好き。

だからみんながその子をクッキーと呼ぶようになったんです。

二人はいつも一緒。

ケンタは虹の橋を渡った後もいつも心配でクッキーの事を見守っていました。

いじめっ子にクッキーが意地悪をされそうになった時には

ケンタは大きな犬になって姿を表して

そのいじめっ子を追い払いました。

それからクッキーはいじめられなくなりました。

ある時はやっと自転車に乗れるようになったクッキーが

ハンドルを切り損ねて車の多い通りでころびそうになった事がありました。

たまたまそこを通ったトラックがクッキーにぶつかりそうになったんです。

その時クッキーは完全にもうだめだと思った。

でも不思議な事が起きました。

自転車は車にぶつかってぐしゃぐしゃになったけど

自分の体はふわりと持ちあがって

安全な通りの端っこまで・・・ゆっくり宙を飛んだんです。

クッキーはその時に白い服を着た大きな羽のある子供のような人に

抱かれて道の端っこまで空中を飛んだと感じたんです。

いじめっ子から助けてもらった時には

はっきりとそれがケンタが助けてくれたって分かった。

だって大きな犬が助けてくれたから。

でもクッキーにはこの時はそれがケンタかどうか分かりませんでした。

天使のようなその子はすぐにいなくなってお話しも出来ませんでした。

でもしばらくしたある日

その天使の子がクッキーの夢の中に出て来るようになったんです。

そして僕の名前は・・・ケンタウリ・・・だって言ったんです。。

クッキーはすごくうれしかった。

だって夢の中でその素敵な男の子と会えるようになったから

二人は夢の中でいろんなお話をしたり

一緒に遊んだりもしました。

二人はある日ちょっとした冒険の旅に出ました。

この続きはまたね・・・グッド!

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