みんな元気ですか
アミは催眠術が使えるということ・・・
アミの本の最初の方にこんな事が書いてあります。
ペドロと会った最初の晩に二人は並んで村を散歩します。
そこで二人の警官にとめられてしまいます。
子供が夜中に歩いている事を不審に思われたことと
アミの服装が地球の少年らしくない事から警察官が尋問して
来ます。「こんな遅くまで何をしているのか」と。
アミは全部正直に答えます。
自分が宇宙人であることも。
警察官はそれならと言ってアミの服装の事や自分が乗って来た
UFOはどこに置いたのか、光線銃は持っていないのか、
等と質問をしてきます。
アミが宇宙人だと言う事を全く信じていないのに・・・。
ペドロ(10才)よりも2才くらい年下に見えるアミが警察官の質問に
ウイットを交えてすべて明快に答えるのにだんだんイライラと
し始めます。警官は自分たちがからかわれていると思ったのです。
アミが光線銃などは必要ないと答えると警官は自分のピストルを
これ見よがしに見せて、これで襲われたらどうすると詰め寄ります。
するとアミは念力で相手を動けなくするのさと言います。
すると警官は「面白い、やってみろ。」と応酬します。
アミはもうこの辺で終わりにしたかったのか急にそれまでの笑顔から
真顔になって二人の警官に「10分間そのまま動けなくなれ!」と
言うんです。すると警官はうすら笑いを浮かべたままぴたりと
動けなくなります。
それを見ていたペドロは心配で早くその場を逃げようよと
アミに言います。
アミはさらに警官に催眠術をかけます。
「目覚めても二人の子供の事は何一つ覚えていない」と。
まるでメン・イン・ブラックのフラッシュ・ペンライトのように。
さて・・・
最初の出会いの時にペドロがいくつも質問をします。
アミはペドロの考えている頭の中を読む事が出来ます。
それをペドロに知らせたのは、自分が宇宙人であることを
ペドロが分かるためには一番手っ取り早い方法だったからです。
ペドロがアミを試すために誕生日のケーキを想像します。
アミはロウソクが何本か立ってるやつ、と答ます。
これでペドロはアミが宇宙人であることを一挙に理解するんです。
さらにもう一つ・・・
ペドロがアミの能力を認識した時に、アミに地球の悪いところを
治してほしいと思いますが、アミはそれを断ります。
自分たちには地球の進化に関しては干渉してはいけないという
法律があることを理由に・・・。
実はこの3点(相手の考えを読めること、催眠術で関係者の記憶を
消し去ることが出来ること、及び地球の進化には干渉出来ないという
決りがあること)はこのブログのシリーズの命題・・・
つまり地球の過去の歴史の中でアミの足あとを探すこと・・・
に関して重大な壁になります。
なぜなら・・・
アミは個人的にペドロのような友達を作りさらにペドロに自分と過ごした
お話を本に書いてもらう事、と言った程度の事であれば問題は
ないと言っています。しかし地球の進化に直接干渉するような
事は許されていないのです。
つまりもしそのような事をしたとしても相手の
記憶を完全に消し去ることが可能なんです。
続きはまたね・・・
アミは催眠術を使えるのか~と思った人はどうぞポつっと!
(小さな宇宙人アミ・・・)