小さな宇宙人アミの大きな秘密 番外編 お人形さん

みんな元気ですかドキドキ

遠い昔に置き忘れてきた話しの続編・・・グッド!

その小さい女の子はお人形さんは

お話しの相手をしてくれるものだと思っていました。

必要な時にはいつでもおしゃべりが出来ると思っていたんです。

なぜなら・・・いつもそうだったから。

女の子にはとても可愛がっていたお人形さんがいました。

目がくりっとしてその子と少し似た顔をしていまた。

寝るときはいつも一緒です。

お人形さんは女の子が話しかける事に全部返事をしてくれました。

お隣のお家で赤ちゃんが生まれたとか、

今日はお庭で新しいお花が咲いたよとかも教えてくれました。

ある日友達のお家に行ったらたくさんの

お人形さんが飾ってありました。

その子はこんなにたくさんお人形さんがいたら

みんなとお話しするのも大変だろうなって思った。

だからその友達に聞来ました。

どのお人形さんと一番お話しするのって。

友達はこう答えました。

そんなことしないよ。

お人形さんはお話なんかしないんだよ・・・って。

女の子はびっくりしたけどこう思いました。

お人形さんとお話をすることはいけない事なのかもしれない。

そう言えば他の友達もだれもそんなことしている人は

いないみたいだし。

それに男の子にこの事を教えたら笑われるかもしれない・・・

と何となく思ったんです。

お家に帰ってその子はお人形さんの目をじっと見つめて

心の中で思いました。

いままでいっぱいお話ししてくれてありがとう。

それに友達でいてくれてありがとう・・・って。

するとお人形さんはもう応える事はありませんでした。

でもまばたきをしたんです。

そのまばたきはまるで「わかってるから大丈夫。」って

応えたようでした。

そのころはるか空の上でアミの宇宙船が、

その女の子のお家の真上にいました。

アミはその子にむけて小さい声でこう言ったです。

「こちらこそ友達でいてくれてありがとう」・・・

そして何かにむかって静かにこう言いました。

「観察記5H2031IUG」の回収の許可を申請します」

いつか女の子はそのお人形さんの事を忘れてしまいました。

どこかにかたずけてしまい、もう思い出す事はありませんでした。

探しても多分でてこなかったと思います。

かすかな記憶がありませんか・・・

小さい頃にお人形さんが友達だったこと。

そして自分がそのお人形さんといつもお話をしていた事。

アミは・・・人形だけでなくお花や風や木とお話が出来るように

沢山の子供達に夢の中で教えたんです。

地球の未来のために・・・

あっ、思い出したと言う人はどうぞポッチを!

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イッピーの独り言

(本当はね・・・キミはおしゃべりの仕方をちゃんと思い出せるんだよ・・・目

ペタしてね

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