夢は盗まれる 3 天然磁石の石の使い方

みんな元気ですかドキドキ

夢の中で盗まれた・・・グッド!

友達の風さんはもうひとつこんな話を教えてくれました。

バクという動物は夢を食べると言われている。

しかし動物が夢を食べるわけではない。

夢を食べるのは人間なんだ。

ある村での出来ごと。

その村は人口はそれほど多くなかったが気候が穏やかで

暮らしやすいところでした。

二つの都市の中間に位置しどちらに行くのにも交通は便利。

だから物資の流通も盛んで人はそれなりに豊かな生活を営んでいました。

ある日その村に一人の男がやって来ました。

その男には奇妙な魅力がありました。

だから人々はその男に吸い寄せられるようにいろんな

相談ごとに行くようになったのです。

男は話を聞くと問題をそれなりに解決出来るように助言します。

みんながなるほどと思うような言葉を与えます。

だからその男のことろにはますます人が集まるようになりました。

しかしその男には秘密がありました。

彼は呪術師。

人の心理のうらもおもても知り尽くしていました。

そのことは誰も知りません。

彼は集まって来る人々から情報を集め

その村の富の構造のほとんどを知ることになります。

ある日を境にその男はどんどん裕福になって行きました。

しかしその男が裕福になる度にその村には不幸が

一つづつ増えて行くのです。

その男の成功と村の不幸には全くつながりはありません。

少なくとも表面的には。

例えば・・・

その男が株で大儲けをする。

すると誰かの会社が倒産する。

その男が宝くじに当選する

すると金持ちの誰かが交通事故にあう。

村はそのような不幸が続いてだんだんさびれて行来ました。

そしてある日村は財政難におちいり

若者は村を出て行き、残るのは老人ばかり。

もうそこは過疎の村。

その男はある日まるで消えたように姿を消します。

その時には誰も彼のことを気にかけるゆとりすら残っていません。

その男は何をしていたのか

どんな仕事をしていたのか

知っている人はいませんでした。

でも風さんはすべて見ていたんです。

その男が毎晩村人の夢の中に入っていって

裕福な人の財運を根こそぎ盗んでいたことを。

その男の家には巨大なロード・ストーン(天然磁石)がありました。

風さんは教えてくれました。

磁石には望むものを引き寄せる強力な力があることを。

そしてその男は

代々磁石を使う呪術師の家系。

急に過疎の村が増える事あありました。

でもその男がそこにいたかどうかの記録はありません。

風さんは言いました・・・

人間は寝ている時には無防備です。

でもそれは寝姿の事だけを言っているのではない・・・と。

続きはいつかまたね・・・グッド!

磁石を買いに行こうと思う人はどうぞポちゅ!

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