竜にまつわる不思議なはなし

みんな元気ですかドキドキ

竜のこと・・・グッド!

少し前の2ちゃんねるにこんなお話の投稿がありました。

その1.

(輝く竜)

知り合いの話。

彼の実家は、水道も引かれていない深山の寂村だった。

十年程前の正月に帰った時のこと。

その時、彼はお爺さんと一緒に焚き付けにする薪を集めていた。

ふと気がつくと、お爺さんが一心不乱に空を見つめていたそうだ。

きらきらと光る細長いものが、身をくねらせて飛んでいた。

金色に光り輝く竜だった。

竜は嬉しそうにくるくる回っていたが、やがて西方の空へ飛び去った。

それを見たお爺さんは哀しそうにこう言った。

竜神様が行ってしまわれた。この村ももう終わりだな。

それからしばらくして、その村の井戸は枯れたのだという。

村人も次々とよその土地へ出て行き、今はもう廃村となっている。

その2.

(井戸の竜)

知り合いの話。

彼の友人が家を改築した時のこと。

改築してからというもの、友人は目を患ってしまい、

終には目が見えなくなった。

彼の目が見えなくなると、次は彼の妻と息子の目が悪くなってしまった。

親族は藁にもすがる気持ちで、高名な霊能の先生を呼んだのだという。

先生は家に来た途端、井戸を潰しているなと口にした。

確かに改築の際、井戸を一つ潰してその上に居間を建てていた。

住む所を潰されて、井戸の竜神様が怒っていると、

先生は続けて言った。

竜神様は人間の目に祟るから、早く怒りを鎮めないと

皆が盲になってしまうと。

慌てて神主を呼び、祭事を執り行った。

妻君は両目とも回復したが、息子さんは結局

片目が見えなくなったのだという。

祟りって本当にあるのだよ、彼はそう言ってこの話を教えてくれた。

その3.

(金色の竜)

知り合いの話。

彼が家を建て直すことになった時。

井戸を一つ埋めることになったのだが、それに先立って水神様を

鎮める祭事をおこなったのだという。

米や旬の作物が、急ごしらえの棚に献上された。

神主が祝詞を唱えていると、いきなり井戸の水面が波打った。

そして金色に光る小さな竜が、井戸から姿を現したのだという。

竜は彼の家族の周りをくるくると回り、

別の井戸へ姿を消したのだそうだ。

不思議なことに、竜が家族に触れた箇所には金粉が付着していた。

竜の姿が見えたのは彼と祖母だけで、後の家族は

急に身体に金粉が付いたと言って驚いていたという。

それ以来、彼の家族は水を使う際に感謝するようになったのだそうだ。

・・・

ボクは思うんだ・・・

竜は蛇がかなり歳をとって竜になったのか。

あるいは元から竜という生き物がいたのか。

きっと元から竜は本当にいたんだと思う。

ある日竜は空を飛びたいと思ったんだ。

だから神様に一生懸命にそらがとべますようにって

お願いしたんだよ。

すると神様は竜の願いを聞いてくれた。

神様は竜が体から抜け出しても生きているようにしてくれた。

その代わりに村の守り神になるように言いつけた。

村人が自然と一緒に暮らしているあいだは・・・

イッピーの独り言

(飛ぶよ!・・・ボクのお耳にしっかりつかまって・・・パー

ペタしてね

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