みんな元気ですか
少し発想を変えて・・・
日本の指導者を海外からってあり・・・?
昨年の暮れに話題になった事ですが、
武田薬品がイギリスの製薬大手のグラクソ・スミスクライン社
からヘッドハントしたフランス人のクリストフ・ウエバー氏を社長に
迎えました。仰天人事と言われました。この今までに例のない人事で
現在も社内は混乱しているかもしれないですね。
最近でこそ武田薬品はグローバルな道を模索してはいますが、
兜町では創業者の名前から「武長」と呼ばれ長い間ドメスティックな
内需主導型の企業のイメージでした。
しかしソニーや日産自動車などでも既に前例があります。
欧米では経営の技術はプレイヤーの技術とは別物だという
考えが定着しています。野球の世界でも優秀な監督が必ずしも
優秀な選手ではなかったという例が沢山あります。
某米銀の投資銀行部門でもニューヨークの本社のUS-Treasury
(米国国債)のセールス部門のヘッドにIBMのセールスの部長が
その手腕を買われて就任したという現場をニューヨークで目撃した
事がありました。金融商品の経験はありませんが大きなセールスの
チームをマネージした十分な経験を買われたのです。
日本の政治の世界でも政治家と政治屋とは違うという認識があります。
日本の風土では政治屋も必要な場面があるのかもしれません。
しかし真の指導者には少なくとも政治屋であって欲しくありません。
武田薬品のように総理大臣に外国人をと言う考え方はすぐに
受け入れられるとは思えません。
しかし・・・
いつの日にか国境の意味が変わった時にはそのようなことも
あるかもしれないと思うのです。
ちなみに・・・
日本に来てもらうのにふさわしい指導者がいるの?
という疑問ですが・・・
いるんです!
例えばこの人・・・
中南米ウルグワイのムカヒ大統領をご存じでしょうか。
何故か日本のメディアは取り上げませんが・・・
清貧の大統領として知られています。
国民からは「ぺぺ=おじいちゃん」と慕われています。
彼の資産は農場と車一台だけです。
大統領の給料(約115万円)の9割を福祉に寄付しています。
しかし清貧であるだけなら彼はこれほどまで世界中で
知られることはなかったかもしれません。
彼の名前を一躍有名にしたのが2012年のブラジル・リオで
開催された「地球サミット」での世界を感動させた演説でした。
それがこれ・・・
http://blog.nyumonkouza.net/?p=2729
少なくとも・・・
我が国の政治のトップとして迎えるのには無理でも
指導者のスタッフやブレーンとして迎えるのならば比較的
可能性はあるのかもしれません。
もっと言えば・・・
このような人材を海外から迎える包容力がある指導者がいるのなら
世界は変わることが出来るのかもしれません。
正月の妄想かもしれませんが・・・
(この人もいいかも・・・)