みんな元気ですか
繰り返す歴史・・・
神話には一定のパターンがあります。
不思議な事にこれは西洋でも東洋でも現代でも古代でも
伝えられる話のパターンには全く同じ展開が待っているといいます。
この事を詳しく検証した偉大な研究者がいます。
ジョゼフ・キャンベル(1904ー1987)というアメリカの比較神話学者です。
彼のライフワークの著書がこれ・・・
その邦訳がこれ・・・
キャンベルは世界中の神話が以下のパターンで構成され、
しかもこれが螺旋のように繰り返されて行くと結論付けています。
(参照ウィキペディア→ジョーゼフ・キャンベル
)
1.Calling (天命)
2.Commitment (旅の始まり)
3.Threshold (境界線)
4.Guardians (メンター=指導者)
5.Demon (悪魔)
6.Transformation (変容)
7.Complete the Task (課題完了)
8.Return Home (故郷へ帰る)
すべての神話がこの順番を追って物語が展開します。
啓示を受けて、いきなり課題が完成するようなことは
ないのだと言っています。必ず旅が待っていて、そこには
越えるべき困難(Threshold)があり、そして超自然的な指導者が
あらわれ助けの手を差し伸べます。
次に、死に直面するようなさまざまな誘惑と困難が待ち受けます。
それが5番の(Demon)の登場です。
主人公は絶望のどん底に突き落とされます。
しかし再び超自然的な助けがあらわれ這いあがります。
そして目的を達成し、故郷へ凱旋帰国します。
これはキリストや釈迦の物語も同じだと
デービッド・ウィルコックは言っています。
悪魔が現れてさまざまな誘惑をしかけます。その誘惑にのらないと
見ると世にも恐ろしい悪魔の姿を表し、強力な攻撃をしかけて来ます。
一旦死の淵を見ます。しかし超自然的な助けが現れ、底から這いあがり
復活します。そしてついに物語は完成を見るのです。
実はこのパターンは神話の物語の世界だけではないようです。
普通の生活を送る我々個人の一生の間でもこのパターンは
現れます。あるいは経済活動を営む企業でも、およそどのような
形の団体やブループでも、宗教法人や学校などでも、
大なり小なり成長するためにはこのパターンの影響を
受けているとウィルコックは言います。
さらには国家もこのパターンの影響を受けていると言うのです。
もしそうであるのなら・・・
我々人類そのものもこのパターンからのがれることは出来ない
のかもしれません。しかしそれは、希望に満ちあふれた未来が
待っていることを意味します。
人類は今の冒険を終わり、目的を達成しまた新たな冒険の旅に
出る日が近いのかもしれません。
人類は戦争や天変地異や気象異常などさまざまな困難には
必ず直面します。なぜならあらかじめ見えざる手によって
それが用意されているからです。
同時に超常的な助けも、地震が来る事と
同じくらい確実に用意されている事になります。
どうやら人類の未来は希望が持てるようです・・・
続きはまたね・・・
(ちゃんとした服装で・・・おりこうに未来をまつボク・・・
てかゴハンをまつボク・・・あは)