みんな元気ですか
見えない世界が見えてくる・・・
以下の絵は1880年にウイリアム・ホルムズ・サリバンによって
描かれたとされる妖精がリングの中で踊る絵です。
よく見るとわかりますが円形になっているのは花ではなく
妖精たちが手をつないで踊っている姿です。
輪の外にも妖精が沢山います。
この絵は「フェアリー・リング」と呼ばれています。
実はこの時代には「フェアリー・リング」はイギリスでは
よく見られた種類の絵なのです。
(携帯では絵が出てこないようです。すみません。)
この絵の世界はただ空想の中の「絵空事」なのでしょうか。
以前こんなおはなしを書いたことがあります。
・・・
ちいさいおじさん達のお話しだよ~・・・
ちいさいおじさん達はいたずら好き。
時々ドキッとする事もやる
先日もこんなことを
終電間際の某JR山手線の駅。
その駅にはいくつも電車のプラットホームがあるけど
その時間はそのホームは使っていなかった。
お掃除のおじさんが一人ホームに落ちたごみを拾っていた。
僕は向かいのホームからぼんやりそれを見ていた・・・
するとなにかいるような違和感を感じた。
よく見ると何人か・・・多分5人・・・
小さいおじさんがそのホームで遊んでいる。
そのそばには別の小さいおじさんの3人のグループが宴会をしている。
そこにあったワンカップ○関の飲み残しをみんなで飲んでいた。
宴会のおじさん達は小さいからそのワンカップ○関の縁を
両手でつかんで少しカップを傾ける。そしてカップの中に頭を
突っ込んでお酒がこぼれないように上手に飲む競争をしているらしい。
誰かが少しこぼすとほかのみんなが手をたたいて大笑いをしている。
そのホームはその時間誰も来ないから彼らの天国。
それに彼らの姿は誰にも見えない・・・
(僕以外には・・・多分・・・)
最初の5人も宴会仲間。
結構酔っぱらったのでほかの遊びを探していた。
そこへ掃除のおじさん(普通の大きい人)が来たので
その人に少しいたずらをしかけようと考えたらしい。
ちいさいおじさん達は自分たちが前に飲んでいた
ビールの空き缶をわざとお掃除のおじさんが見えるように
ホームの真ん中に置いた。
するとそれに気付いたお掃除のおじさんは
そのビールの空き缶を拾いに行く。
お掃除のおじさんが手を伸ばしてその空き缶を
まさに拾おうとしたその瞬間に・・・
小さいおじさんの一人が空き缶を思い切り蹴飛ばした。
(それだけではあまり飛ばない・・・)
すると別の小さいおじさんが自分で作った野球のバットを
思い切りその空き缶に振り回した。
すると空き缶が見事に空中に2メートルくらいポーンと跳ねた。
こちらのホームから見ていると空き缶がまるで
何もしないのに自分で飛んだように見える。
お掃除のおじさんはびっくりしてその空き缶の
空中飛行を見ていた・・・。
空き缶は飛行を終えるとホームにカランカランと大きな
音をたてて落ちた。お掃除のおじさんは何が起きたのか
理解できないと言った顔でこわごわともう一度空き缶に近づくと
今度は慎重にそれを拾った。今度は何も起きない。
そのままおじさんはあわててホームから帰って行った。
多分中のビールが暑さで膨張して一気に爆発したと
思ったのかもしれない。小さいおじさん達はそれをみて
みんなでお掃除のおじさんのびっくりする様子のまねをして
10分くらい大笑いしていた。
ちいさいおじさんはいつもは悪さはしないけど
こんないたずらは時々するらしい。
彼らは終電でそれぞれの自分の家に帰って行った。
・・・
実は最初の絵の中の妖精たちとこのお話に出てくる
ちいさいおじさん達には驚くような共通点があります。
さらには・・・
実在する可能性があるのです。
これから彼らに会う旅に出てみようと思います。
続きはまたね・・・
(ほら、こうやってよーく見ると・・・君の部屋にも小さいおじさん達が・・・)