みんな元気ですか
天使の国からやって来た・・・
天使の国では地球に戻りたくて沢山の魂が日々努力をします。
でも希望者が本当に多いんです。すごく多いんです。
このシリーズの第1章でお話ししたように天使の国では
経験できない事が地球には沢山あるから。
だから天使の学校の先生と相談して一時的にほんの
少しの間だけ地球にやって来る魂もいます。
みんなも見たことがあるかもしれませんね。
背中にあの羽が付いている天使を。
みんな特別な目的を持ってやって来ます。
地球でまだお役目を終えていない人間が事故にあうところを助けたり。
小さな子供達の魂が天使の国の事を忘れて地球で迷子に
ならないように天使の国の事を思い出させたりすることもあります。
その中でもいちばん大切なお役目は・・・
地球に住むみんなが優しさと思いやりを忘れないように
調和をはかるというお役目なんです。
天使はそれぞれのお役目を出来るだけ目立たないように果たします。
これはそんなお話の一つです・・・
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あるお母さんの話し・・・
小さい子供にしか見えない不思議なできごと・・・
その人がまだ本当に小さい頃
家にはお父さんもお母さんも居なくて
よく一人ぽっちで遊んでいました。
でも本当は一人じゃなかったんです。
友達がいてよく一緒に遊んでくれたんです。
でもその友達は人間じゃなかったんです・・・。
名前はそらちゃんって言います。
彼女が「あなたの名前はなに」って聞いたら
その友達が「そらだよ」って答えました。
だからその時からそらちゃんって呼んでいました。
そらちゃんはいつも空中にふわふわと浮かんでいました。
大きさは30センチくらいの丸い雲みたいな感じがします。
そらちゃんの方に風船をはじいて飛ばすと
ちゃんとはじき返してくれます。
ほかにもどうやったか覚えていないけど
お手玉とかあや取りまで一緒にしたようです。
でも・・・
大きくなるにつれて
いつかそらちゃんの事は忘れてしまいました。。
もう思いだすこともありませんでした。
時が移り変わり
その人は結婚して女の子が出来ました。
自分がお母さんになったんです。
ある夜、寝る前に天井に向かってその子が
「バイバイ・・・そらちゃん」って言ったんです。
子供に聞いてみたら
そらちゃんと一緒にいつも遊んでいるらしい。
そのお母さんはその時に
自分が子供の頃一緒に遊んだそらちゃんの
事を思い出してびっくりしました。
ずいぶん昔の記憶がよみがえったんです。
でもお母さんには
そらちゃんの姿はもう見えませんでした・・・
だから天井に向かって小さな声で言ったです。
「子供と遊んでくれてありがとう。そして私とも・・・」って。
すると返事が聞こえたような気がしました。
でもはっきりとは聞き取れなかった。
それはなんだか「きゃっきゃっ」っていう
楽しそうな笑い声のようでした。
このお母さんは毎日の生活に少し疲れていました。
でもこころからの笑顔を取り戻す事が出来たんです。
続きはまたね・・・
(むかし・・・小さいおじさんとよく遊んだよ・・・ボクより小さかったよ)