天使の国

みんな元気ですかドキドキ

ボクは夢の中でファルコンになって飛んでゆく・・・グッド!

どこまでも飛んで行く。

ボクは行きたいところに行けるんだ。

きょうはいつもの森でもなくレムリアでもなく今まで

見たこともないところに行きたいと思った。

思いついたのは天国。

前から一度見てみたいと思っていたんだ。

だからきようは天国にやって来た。

それらしいところ着いたのでそばにいた人に聞いてみた。

「ここはどこですか?」

するとその人はボクに言った。

「ここが天国だよ。」・・・って。

ボクはしばらく天国をあちこち探検してみた。

そこはお花がいっぱい咲いていい香りが漂っている。

森には木が沢山あって小鳥や小動物もいる。

動物たちは皆人懐っこくて一日中一緒に遊んでくれる。

水の澄んだ川にはキラキラ光るきれいな魚も泳いでる。

どこからか子供たちの歌声が聞こえてくる。

どの声もまるで聖歌隊の合唱のようにきれい。

なぜだかすごく懐かしい歌に聞こえる。

みんな楽しそうに遊んでいる。

どうやら食べ物も沢山あるらしい。

森にはおいしそうなくだものが沢山あった。

中にはパンのような物まで木の実のように木になっている。

でもそれを食べる人はあまりいないみたい。

それほどお腹もすかないみたいなんだ。

道を歩いていると出会う人はみんながボクに声をかけてくれる。

「こんにちは。よく来たね。楽しんで行くんだよ。」

ボクはうれしくなって「ありがとう。」とそのたびにこたえる。

どのくらいの日にちが経ったのか分からない。

ボクはながいあいだそこで遊んで過ごした。

でもあるとき気がついたんです。

何かが足りないんです・・・。

ここは素晴らしく楽しい。でも何かが足りない。

それが何かボクにはわかりませんでした。

そのことを誰かに聞きたいと思いました。

するとまるでずっとそばに一緒にいたようにある天使がボクの横に

立っていました。どこから来たのか一瞬いぶかしく思ったけど

ここでは思ったことがすぐに目の前に起きるから気にも

止めません。

その天使にボクは聞いてみました。

「ここはとても楽しい所です。ボクをここで過ごさせていただいて

ありがとう。でも何かが足りないんです。

それが何かボクにはわかりません。

それを知りたいのですが、何か方法を教えてください。」

すると天使は手招きをしてこちらにおいでとボクを誘います。

ボクはとある場所に連れて行かれた。

それは天使の国の端にある大きな壁。

目の前に大きなドアがありました。

天使にうながされたボクはドアを開けて外に出ます。

するとそこで意外な光景を目にしました。

イッピーの独り言

(天使のはしご)

それはボクが元いた世界。

地球でした。

ボクはその瞬間にわかったんです。とても納得したんです。

地球には天使の国に足りない物が沢山あることが。

この世界で起きていることすべてが、ボクが求めていた答えだって。

どんなにひどいことでもそれを知らなければ天使の国の意味すら

わからないことが・・・。

だから・・・

いまいる世界は天使の国よりも一つ進んだ世界だって事が。

地球は本当は・・・

天使の国を卒業した魂がくるところ

かもしれないんです。

それに・・・

地球は天使の国の一部だってことも。

イッピーの独り言

(夢の中で天国を飛んでるボク・・・ばびゅーん目

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