大地との会話 17 レムリアの夢

みんな元気ですかドキドキ

レムリア・・・グッド!

想像の世界に話題が変わります!

はじめに言葉ありき・・・という言葉があります。

聖書の一節が元になっています。

この聖書の「言葉」とは「ロゴス」という単語から来ています。

ロゴスは正確には言葉とは少し違います。

「想い」とか「意識」という感覚により近い意味だと思われます。

言葉というと人間中心になります。

植物や鉱物にも意識はあります。

人間が想像もつかない叡智も備えています。

バシャールも言っています。

木々は大きな森の意識になることもできれば、同時に木の葉の

一枚の意識になることも出来る。石や鉱物にも宇宙とつながる大きな

意識があります。道ばたの石ころも偶然そこに「ある」のではなく

自らの意志でそこに「いる」のだと・・・。

これらの意識を含めて全ての意識が「ロゴス」かもしれません。

このはじめに言葉ありきという表現があるから人間主体の

世界観が生まれたような気がしないでもありません。

原日本人の意識は大自然の意識とつながっていました。

そうでなければ四季の移り変わりをきめ細やかに表現する言葉は

生まれてきません。大和言葉とは大自然の意識を代弁する言葉でも

あったと思うのです。

それがどこから来たのでしょうか・・・

いにしえのやまと文明のではこんな光景が見られたと思うんです。

・・・

レムリアの夢より

(イッピーはファルコンになって遠くまで行きます。

あるとき見知らぬ場所に時空を超えて来てしまいました・・・)

目の前には緑豊かな景色が広がっている。

遠くには雪をいただく高い山がはっきりと見える。

すぐそばには多分その山から続く小川が流れている。

日の光がとても暖かく感じる。

僕は小高い岩の上にいる。周りは森の中。

柱だけで壁のない寺院のような建物が離れた場所にいくつか見える。

ふと人の声が聞こえたような気がした。

僕はなぜだかそこにいることを知られたくなかった。

その場所の空気はあまりにも精妙で僕はその雰囲気を

壊したくなかったから。

僕は岩陰に身をひそめる。

そこに3人の女の人がやって来た。

冠頭衣のような縫い目のない白いローブをまとっている。

ウエストは優雅で流れるような白いリボンが結ばれている。

手にはみんなが木の弦で編んだようなカゴを持っている。

遠くに見えている寺院の女性だと思った。

その人たちは3人とも地球のどこでも見たことがないような

綺麗な姿と気高い気品のある顔立ちをしていた。

東洋人とも西洋人ともどちらともつかないような表情をしている。

話をしている声はまるで歌を歌っているように聞こえる。

僕は今見ているこの景色が遠い過去なのか、

それとも未来の景色なのか分からなかった。

でも分かったのはその人たちが周りの自然とすごく調和していると言う事。

なぜならその人たちは、自分たちが歩く細い道の両側に咲く綺麗な花や

種類は分からないけれど広葉樹の木々に、とても熱心に話しかけていた。

どうやら挨拶を交わしながらしばらく会わなかった間にその花や森の木々に

どんなことがあったのか話を聞いてやっているようだった。

綺麗な花たちはすごくおしゃべり。際限なく自分の言葉で話をしたがる。

でも後ろの木々がそれをたしなめながら時には足りない言葉を補ない

ながら説明をしてあげている。女性たちは微笑みながら聞いている。

木々にとまっている小鳥たちもその話の中にはいろうと待ち構えている。

みんなが自分たちの話を聞いて欲しくてうずうずしているのが分かる。

小鳥たちが彼女たちの気を引こうとして、まわりに落ちている食べごろの

木の実を足で器用につかんで女性たちのかごにせっせと運んでいる。

僕はその人たちが一瞬精霊かと思ったけど、そうではない。

彼女たちは・・・人間だった。それほど彼女たちには

ネガティブな波動をどこにも感じることが出来なかった。

一瞬だが僕の頭をよぎったのは、彼女たちがネガティブを全く未経験なのか

それともすべての経験を経た後の姿なのかはどちらとも分からなかった。

ただ僕には何となく分かっていた。

それはいずれ・・・この場所の大自然の姿で伺い知れるだろうと言う事が。

人は常に大自然と共にある

人は常に大自然の一部

人はいつも大自然に文字通り・・・生かされているから。

食物の恵みは常に大自然と共にある

優しさのみなもとの豊かな感受性も

何よりも・・・魂のよりどころさえも大自然と共にある。

人の・・・命と心と魂のすべてが大自然と共にあるから。

女性たちが目の前の小川のほとりに石をよけながら降りて行った。

小川と呼ぶには比較的広い川。

川幅が人間二人の身長位ある。豊かな水の流れはゆるやか。

水面が太陽を反射してキラキラ輝いている

彼女たちは小川のほとりに着くと、手にしていたカゴを傍の

平たい岩の上ににおいた。

そして3人がそれぞれ同じ方向を向いてお祈りを始めた。

最初に山の方向。次に川に向かって。足元の大地。

そして内なる自分に向かって。再び空に・・・

彼女たちはそれぞれが同じ方向に独特の指の動きをしている。

次に彼女たちの一人がカゴを手にして中の小鳥たちが拾ってくれた

木の実を仲間の女性のカゴに移した。

彼女はそのカゴを手にして川のほとりに近づいた。

そしてそのカゴを静かに川面に差し出す。

彼女たちの動きは、歩く姿から祈りから、一つ一つの動作のすべてが

流れるようで本当にきれいだった。まるでフラの踊りを見ているよう。

僕は知っている・・・

彼女たちはダンスを踊っているわけではない。

でもそうとしか見えないほど、動きが流れるように流麗で

一つとして無駄がない。すべてが無言の中で進む。

でもそこには、なぜだか地よい音楽が聞こえているような気がした。

完璧に自分が何をしているのかを知っている人の動作。

それは周りの空気さえもその動きが調律しているようだった。

僕は気付いた・・・

これはフラダンスの原型だって事に・・・

その祈りの指と手の動きがフラの動きなんだ。

彼女たちの動きが周りの凛とした空気と同化したその時に

何とも言えない・・・心地よい香りが辺りに漂い始めた。

続きはまたね・・・グッド!

イッピーの独り言

(あれはレムリアの夢・・・だった目

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