水の謎 28 ルルド奇跡の証明

みんな元気ですかドキドキ

ルルドの水の奇跡・・・グッド!

白い服を着た女性はベルナデッタに洞窟の中を指し

この中の水を飲みなさいと指示します。

洞窟の中から泉が湧きだします。

これを飲むと病気が治ると評判を呼びます。

多くの巡礼者が集まるようになります。

現在でも年間百万人が巡礼に訪れると言います。

当時小さな村だったルルドは今でも人口15、000人の小さな街です。

現在は大きな聖堂が建てられています。

(ルルドの聖堂)

ルルドには医療局が存在し、水による治癒をカトリック教会が

「奇跡」と認定するための大変厳しい基準があります。

1.医療不可能な難病であること。

2.治療なしで突然に完治すること。

3.再発しないこと。

4.医学による説明が不可能であること。

5.教会において模範的な信仰者であること。

が条件として上げられています。

これまで2500件が説明不能な治癒であるとされていますが

教会に「奇跡」として認定されたのは現在まで68件しかありません。

過去50年間では2件しかないようです。

上の条件の中に信仰者という項目がありますが、キリスト教徒

(しかもカトリック)以外の病人でも「奇跡」と思える治癒を果たした

症例がいくつもあるようです。

さて・・・

ルルドを訪れた病人の全てに治癒が起きるわけではありません。

そこでこの治癒を「プラシーボ効果」だと説明することもあります。

プラシーボ効果とは例えば小麦粉を素晴らしい薬だといって患者に

飲ませるとこれを本当の薬だと信じた患者の病気が治ると言う現象です。

しかしプラシーボ効果では説明できない治癒例がいくつかあります。

例えば・・・

貧しい職工のジャンとクロワジーヌには小さい赤子がいました。

名前をジュスタンといいます。この子は骨軟化症でした。

ゆりかごの中で座ることもできませんでした。

ある日消耗性の発熱疾患で食べ物を全く受け付けなくなりました。

衰弱は激しくかかりつけの医師ももう打つ手はないといいます。

刻一刻と赤子に死が近づいています。悲嘆にくれるクロワジーヌを

ジャンが慰めます。「一生不自由な体で過ごすよりは旅立つ方が

この子にとっては幸せかもしれない」と言って。

あきらめきれないクロワジーヌは「この子はまだ息をしている」と言って

布に包み抱きかかえると噂に聞いた洞窟に急ぎます。

周囲の人がとめるのも聞かずクロワジーヌはわが子を裸のまま

ルルドの洞窟の水に浸けます。15分も浸けたあとまた布にくるんで

急いで家に帰りそのまま寝かしつけます。

この様子をドズーという医学博士が見ていました。

ベルナデッタに泉の件の初めから付き添っていた医者です。

赤子は一言も発せずぐったりしたまま昏睡状態です。

だれの目にももう亡くなったと思われました。

そのまま翌朝まで眠り続けます。

翌朝奇跡が起きました。

赤子が目覚めお乳を欲しがったのです。

次の日には部屋を走り回るほど回復したのです。

母親がこぼすほど少年は元気で活発な子供に育ちました。

この事の全てがドズ―博士によって記録されています。

さて・・・

赤ちゃんにプラシーボ効果は無縁です。

つまり母親の子供に対する愛情と

ルルドの水の力によってこの赤ちゃんは病気が治った

と言えるのかもしれません。

だとするならば、他の症例でおきた奇跡も

その中のいくつかは「ルルドの水の力」という事になるのです。

続きはまたね・・・グッド!

(赤ちゃんが治ってよかったね・・・グッド!

ペタしてね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です